おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

金沢城。兼六園。その3。

2018-04-19 20:14:39 | つかのまの旅人
 駅前からバスで「兼六園」近くのバス停で下車。途中、バスの車窓から眺めていると、「武蔵が辻」付近から賑やかな商店街が続き、「香林坊」という碑がある付近まで大きなテナントビルが並び、市内(石川県随一)の一大商業地という印象を持ちました。人通りも多く賑やか。
※「香林坊」
  町名の由来は、比叡山の僧であった香林坊が還俗して、この地の町人向田家の跡取り向田香林坊(むこうだこうりんぼう)となり、以来目薬の製造販売に成功して「香林坊家」として繁栄したという説が有力である。(「Wikipedia」より)


 バスがその交差点を左折していくと、右手は「金沢市役所」「金沢21世紀美術館」と連なり、左手には「石川四高記念文化交流館」さらに「しいのき迎賓館」その奥に「金沢城」の石垣が見えます。


「石川県政記念しいのき迎賓館」。

 
         「堂形のシイノキ」(迎賓館前にある樹齢300年の一対のシイノキ、国の天然記念物)。

 旧石川県庁として1924年(大正13年)6月8日に竣工。石川県内の建築物としては初めて鉄筋コンクリート構造を採用したもので、国会議事堂などの設計を手掛けた矢橋賢吉による近代的な建築物である。石川県庁が金沢市鞍月に移転するまでは、永らく広坂地区のランドマークとして位置づけられていた。
 外観には武豊産のスクラッチタイルを使用したり、建設当時としては最新設備であった水洗式便所を採用するなど近代的な技術も取り入れている。
 2003年(平成15年)1月に、石川県庁舎の金沢市鞍月への移転に伴い跡地利用が浮上し、旧庁舎を活用。金沢城公園側はガラス張り構造とし、金沢市役所側は庁舎をそのまま保存する形で開業した。また、現在の施設には免震構造を採用している。

「堂形前」碑。
 加賀藩初期、京都の三十三間堂の「通し矢」を模した練習場があり、これを堂形と呼んだ。のち、そこに米倉が建てられた。

 
                               たくさんぼんぼりが並ぶ大通り「広坂」。

          

 「広坂」交差点の突き当たり左手が「兼六園」。「真弓坂」口から入ります。65歳以上、入園料は無料です。


園内案内図。

「兼六園」のいわれが刻まれた石碑。

兼六園(けんろくえん)
 国の特別名勝に指定されている。広さは約11.7ヘクタール。
 17世紀中期、加賀藩により金沢城の外郭に造営された藩庭を起源とする江戸時代を代表する池泉回遊式庭園であり、岡山市の後楽園と水戸市の偕楽園と並んで日本三名園の一つに数えられている
 2009年3月16日発売の『ミシュラン観光ガイド』には最高評価の3つ星に選ばれた。
 兼六園の名は、松平定信が『洛陽名園記』を引用して、宏大・幽邃・人力・蒼古・水泉・眺望の6つの景観を兼ね備えていることから命名した。
 春夏秋冬それぞれに趣が深く、季節ごとに様々な表情を見せるが、特に雪に備えて行われる雪吊は冬の風物詩となっている。県内でも随一の桜・梅・紅葉の名所でもあり、日本さくら名所100選にも選ばれている。
 とくに、小立野台地の先端部に位置していることから、園内に自然の高低差がある。これによって、園路を登りつめていく際の幽邃な雰囲気と、高台にある霞ヶ池周辺の宏大さ、眼下の城下町の眺望を両立させている。
定信が揮毫した扁額は現在、石川県立伝統産業工芸館に展示されている。
(以上「Wikipedia」参照)

「瓢(ひさご)池」。

               奥に「翠(みどり)滝」。

海石塔」。
 瓢池の中島に建つ、高さ4.1mの塔。虫が喰ったように穴の空いた淡茶色の笠石が、六重に重ねられている。3代藩主・利常がつくらせ、金沢城の庭園にあった13層の石塔の一部を移したという説と、朝鮮出兵の際、加藤清正が持ち帰ったものを、のちに豊臣秀吉が、前田利家に贈ったという説がある。

 
 
              
伯牙断琴の手水鉢
 表面には中国の琴の名手「伯牙」が友人の死を悲しんで琴の弦を絶ったという故事が浮き彫りにされている。



              

「夕顔亭」。
 園内に現存する最古の建物で、1774(安永3)年に建てられた茶室である。茶室の次の間の袖壁に夕顔(瓢箪)の透かしがあるので、夕顔亭という名がつけられている。本席は三乗台目で相伴畳を構えた大名茶屋。藩政時代は「滝見の御亭」とも呼ばれていた。


 園内はほとんど外国人。中国、韓国、フランス(耳に入る言語から)・・・他にも聞いたことのない外国語が飛び交っています。その人たちに紛れて、広い園内を案内図をもとにうろうろ。次は栄螺(さざえ)山に向かいます。
  

                        

振り返る。

頂上。



                          
                               「霞が池」を望む。正面に「唐崎松」。

 明日から海外旅行。投稿はしばらく中断します。
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