おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

隅田公園。2022。梅めぐり散歩道。スカイツリー。早春賦。

2022-02-09 20:19:24 | 隅田川

そろそろ梅の季節。隅田公園の梅はどうかしら? と。昨日(2月8日)夕方、立ち寄ってみました。

       

梅めぐり散歩道 梅と日本文化
 梅は遣唐使がもたらした花木で、たちまち日本人に愛されるようになりました平安時代になり、梅は上流社会の流行花木になり、和歌などに多く歌われました。
 梅にまつわる話では、菅原道真が太宰府に左遷されたとき、庭の梅があとを追って飛んだ「飛梅伝説」有名です。安土桃山時代には中国で愛されてきた松竹梅が日本化され、江戸時代からめでたいデザインとして、鏡、櫛、衣装、陶磁器などに描かれるようになりました。また江戸時代には、梅の品種が改良され、白、八重、一重、枝垂れなど200種以上の品種が創られ、梅の名所が各地に創られるようになりました。
 江戸幕府開府から400年を経て、ここ隅田公園に桜に先駆けて春の訪れを知らせる梅を植栽し「梅めぐり散歩道」を整備しました。

ここには、2019年から毎年訪れています。

一昨年は2月6日、去年は2月3日。今年は例年に比べ、開花が遅いように感じましたが・・・。

2020年2月6日。



                    

2021年2月3日。

スイセン。

        

※去年は、2月4日に「春一番」。例年よりもずいぶん早かった。

さて、今年は?

      

  

午後4時頃。すでに西側の高層ビルの陰になってしまい、日差しも今ひとつ。ちょっと明るさが足りなかったかな。

      

まだ蕾のままの木も。

       

           

明日は、警報が出されるかも知れない、雪模様。

「春は名のみの 風の寒さや。谷の鶯 歌は思えど 時にあらずと 声も立てず。 時にあらずと 声も立てず。」(吉丸一昌作詞・中田章作曲)と『早春賦』で歌われる如くの日が続きそうですね。

※「早春賦」

長野県大町市から安曇野一帯の早春の情景をうたった歌とされ、旧制長野県立大町中学(長野県大町高等学校の前身)の校歌の制作のために訪れた吉丸が、大町、安曇野の寒さ、そして春の暖かさを歌っている。(「Wikipedia」より)

※吉丸一昌

1873年9月15日 - 1916年3月7日)は、日本の作詞家文学者教育者。代表作は「早春賦」など。東京府立第三中学校教諭東京音楽学校(現在の東京芸術大学教授大分県北海部郡海添村(現臼杵市海添)出身。

旧制府立三中(現両国中・高校)の校歌の作詞者でもあります。

春は名のみの 風の寒さや
谷のうぐいす 歌は思えど
時にあらずと 声もたてず
時にあらずと 声もたてず

氷融け去り 葦はつのぐむ
さては時ぞと 思うあやにく
今日も昨日も 雪の空
今日も昨日も 雪の空

春と聞かねば 知らでありしを
聞けばせかるる 胸の思いを
いかにせよと この頃か
いかにせよと この頃か
 
 歌詞の「春は名のみの」とは、暦の上での立春のこと。「立春」は、冬至と春分の中間にあたり、この日から立夏の前日までが暦の上での「春」となります。節分がその冬と春の境目の日。

作曲者の中田章さんは、『夏の思い出』『ちいさい秋みつけた』『雪の降る街を』などで有名な中田喜直のお父さん。

隅田公園内「花」碑。

 武島羽衣作詞・滝廉太郎作曲

春のうららの隅田川 のぼりくだりの船人が 櫂のしづくも花と散る  ながめを何にたとふべき・・・

コメント
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