「海から0.5㎞」標識。
やっと「海から100㎞」地点をクリアしたので、総集編を。
利根川
日本最大の流域面積をもつ。別名を「坂東太郎」。群馬県北部の大水上山に源を発し、徳川幕府の「利根川東遷事業」により、群馬、埼玉、千葉と関東平野を貫流し、銚子市から太平洋に注ぐ。その延長は322㎞で、日本で2番目の長さ。
※「322㎞」は、上越新幹線の東京駅から新潟駅までとほぼ同じ長さ。
※日本で最も長い河川は「信濃川」で、長さは367㎞。「甲武信岳」を水源とし、長野県を通り、新潟県新潟市の日本海へ注ぐ一級河川。ただし、「信濃川」と呼ばれるのは新潟県のみで、長野県の部分は「千曲川」と呼ばれる。第3位は北海道の「石狩川」。
JR総武本線「銚子駅」から銚子電鉄に乗り換え、「本銚子駅」で下車。ここから漁港まで歩き、スタート。
銚子港突端にある「千人塚」からの銚子漁港と利根川のようす。
銚子漁港に停泊するたくさんの大型船。水揚げなど活気のある時間帯を過ぎてしまいました。
しばらく進んだところにある「ミロツ鼻跡」碑の裏の岸壁に「0㎞」表示があったようです。
利根川河口に1962(昭和37)年に対岸の茨城県波崎町(現神栖市・かみすし)とを結ぶため、「銚子大橋」が架けられました。延長1450mは川面に架けられた橋では日本一の長さ。現在は、ハープ橋に架け替えられて観光名所になっています。冬は北風が冷たそう。
対岸を望む。
造船会社の船着き場からの「銚子大橋」。
「海から7.50㎞」ポスト。
遠くに見える橋は、「利根かもめ大橋」。
土手の左側を走る「国道356号線(利根水郷ライン)」。「利根水郷ライン」は「国道356号」から分かれ、「県道170号」となり、我孫子市の「国道6号線(水戸街道)」に合流するまで、ほぼ90キロ、「利根川」沿いに進みます。
「海から9.5㎞」地点の先に、「利根かもめ大橋」。
堤防関連工事が進んでいます。
「桜井浜」。
上流側。
鹿島臨海工業地帯の工場群が遠くに。
「海から14.0㎞」。
銚子市の先は「東庄(とうのしょう)町」。
利根川に出ると、そこから「大利根サイクリングロード」が始まり、佐原まで続きます。
「海から16.0㎞」ポスト。
遠くに「利根川河口堰」(完成年1971年)が見えてきます。
「18.0㎞」ポスト。
河口堰に合わせて「利根川大橋」が併設されています。
「利根川治水百年記念」モニュメント。「川の流れと共に歩んだ地域の苦楽」「歴史の重み」を表現しています。
「コジュリン公園」野鳥観察デッキ。
この付近の今昔。利根川の治水工事がいかに難工事、大工事であったかが分かります。
2010年代のようす。上の流れは、常陸利根川。 1880年代のようす。水路が入り乱れている。
左手に黒部川。
今回、掲載した部分(地図)。