利根運河の水門を回り込み、利根川の土手に。
標識を見ると、河川管理境界が「国土交通省 利根川上流河川事務所 目吹出張所」に。管理境界からすると、ここからが上流ということに。
右手にゴルフ場が広がっています。「クリアビューゴルフクラブ&ホテル」。
ゴルフ場脇の道を進む。
「海から97㎞」ポスト。
「海から97.5㎞」。
この先で土手の道は途切れてしまいます。
振り返る。
ホテル脇の道を通って「県道7号線」へでます。しばらくは県道歩き。
このホテルは、宿泊してのゴルフや打ち上げの会場としても利用されているようです。
野田市まめバス停留所「大利根温泉」。
1958年(昭和33年)、住宅用ガス供給のために天然ガスを採掘したところ、温泉が湧出した。
1964年(昭和39年)に地産が経営に乗り出し、温泉プールやゴルフ場が併設するレジャー施設「大利根温泉チサンセンター」が開設された。1972年(昭和47年)には、後に「チサンホテル大利根」となる宿泊施設も誕生した。
しかし1980年代には源泉が枯渇し、現在は温泉の提供はしていない。
地産の経営破綻により、チサンホテル大利根は2005年(平成17年)10月11日に、ソラーレ ホテルズ アンド リゾーツ系列の「クリアビューゴルフクラブ&ホテル」となった。
ただし、ホテル前のバス停留所名は依然として「大利根温泉」となっており、当時の名残をとどめている。
(この項、「Wikipedia」より)
野田市の「まめバス」の経路になっていて、「野田スポーツ公園」を通りますが、土・日・祝は午前1本、午後2本。午後は、12時43分をのがすと、次は16時31分。
ということは、「野田スポーツ公園」は16時40分くらい。公園でけっこう時間をつぶさなくては・・・。休憩施設などがないとオオゴト。
※「チサンホテル大利根」の後身が「クリアビューゴルフクラブ&ホテル」。
県道を歩き始めます。
「野田スポーツ公園」まで、バス停の数では7つ。
沿道には田畑などが広がり、大きなおうちも目立ちます。
「福田郵便局」の角を右折します。そのまま県道を進んでしまうと、方向違いに。
「野田市立福田第一小学校」を過ぎた角に道標など石塔がたくさん置かれています。
左「下総国葛飾郡保木間 流山・東京道」 右「 右木野崎 左瀨戸・柏」
※どちらも明治以降の道標で、右は明治10年建立、大正9年再建とあります。明治前の古い石塔もありますが、この付近の道路整備等でこうして一ヶ所に集められたようです。
※現在の「流山 東京道」=「流山街道」は、東武野田線の西側を通る道。「木野崎」は北西一帯、「瀨戸」は南東地区に当たる。
分岐点を振り返る。
左手にゴルフ場の一角が見えます。
「野田市パブリックゴルフ場 けやきコース」。
この付近の今昔。
1880年代のようす。○が道標などがある地点。利根川はもっと右の方になる。
2010年代のようす。上にゴルフ場。以前からの道筋が残っている。