小網代湾まで下ってきます。
ボートや小型船などがたくさん停泊中。
来た道を振り返る。
干潟方向。
右手奥が「小網代の森」一帯。
穏やかな海。トンビが旋回中。
海岸を回り込んで、バス停のある高台に向かいます。
釣り宿など。
右手に、
リビエラシーボニア マリーナ。
都会から少しだけ離れて、非日常に身を委ねる贅沢がある。
リビエラシーボニアマリーナは、長年に渡って日本のマリンリゾートをリードし続けてきました。
三浦半島最南端の温暖な気候、周囲を取り巻く小網代の森、深い水深や平穏な波。
最高の景色と自然条件を誇る東洋屈指のハーバー、
大人の隠れ家のようなリゾートで、多彩なマリンレジャーをお楽しみください。
ENJOY RIVIERA SEABORNIA MARINA
(「RIVIERA」HPより)
三浦市観光案内板。
左手の坂を上がります。
高台から小網代湾を望む。
バス停がありますが、三崎口駅まで歩くことにします。
しばらく県道を進み、途中から左手の細い道(近道)を進み、住宅地の道を曲がりくねりながら上がっていきます。
ちょうど「小網代の森」の東南側の境界をたどる感じ。住宅街が森の脇に迫っていたことに気づきます。
けっこう坂道を上がります。小一時間かかって、やっと下り坂になって、県道に合流します(○)。
2010年代のようす。森沿いの左の道を歩く。上方が「小網代の森」。道沿いの丸い建物は、小網代配水塔。
白秋文学コース ひきはし
引橋の茶屋のほとりをいそぐとき ほとほと秋は過ぎぬと思ひき
山峡(やまあい)に橋を架けむと かがやくは行基菩薩か金色光に
三崎のおける白秋足跡の北限がこの引橋です。
このあたりは三浦一族の居城、新井城の要害、北条早雲とのたたかいに橋を引いて敵の侵入を防いだといわれ、3年にも及ぶ凄惨な攻防戦の故事にちなみ、引橋の地名がいまに残っています。
以前、橋のたもとには名物の茶屋が賑わいを見せ、街道をまたぐ見事な藤棚や、左右の渓(たに)の木々が紅葉し、遙かに相模湾をへだてての富士は美しい景観で、三浦名勝のひとつとして知られています。
茶屋は引橋 藤の花盛り
娘ざかりは 来て三崎
白秋は俗謡「沿海雑曲」の一説にこう詠んでいます。
「引橋」そのものは、気づかず通りすぎてしまいました。※通りの向こう側に引橋の解説板があるようです。
北原白秋といえば、「城ヶ島の雨」が有名です。城ヶ島にある歌碑を見たことがあります。
♪雨はふるふる城ヶ島の磯に利休鼠の雨がふる
雨は眞珠か夜明の霧かそれともわたしの忍び泣き
舟はゆくゆく通り矢のはなを濡れて帆あげたぬしの舟
ええ 舟は櫓でやる 櫓は唄でやる 唄は船頭さんの心意気
雨はふるふる日はうす曇る舟はゆくゆく帆がかすむ
こうして、三崎口駅から歩き始めた時に眺めた風景に戻ってきました。
途中、沿道の野菜販売所で枝豆、トウモロコシ、メロン、さらに、駅前のお店で、冷凍のマグロを購入、ザックに詰めて帰ります。
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