安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

山本剛(p)トリオ、今岡友美(vo)ライブ (10月20日 長野県飯田市ビーバー)

2018-10-22 20:05:09 | 演奏会・ライブ

ピアニストの山本剛が、飯田市のレストラン「Beaver」で公演を行うというので出かけてきました。全国にファンを持つ山本剛ですが、僕は聴くのは初めてです。名古屋を中心として活躍しているヴォーカリストの今岡友美がゲストで加わります。

山本剛(p)、吉木稔(b)

(出 演)

山本剛(p)
吉木稔(b)
大林吉明(ds)
今岡友美(vo)

(曲 目)

Bésame mucho
Misty
【以下、今岡友美(vo)加わる】
Dindi
I Can't Anything But Love
The Nearness of You
The Jody Grind

(休憩)

Danny Boy
Cleopatra's Dream
Body & Soul
Blue Moon
【以下、今岡友美(vo)加わる】
sabor a mi 
September In The Rain
夜明けの歌
Afro Blue
When I Fall In Love

(感 想)

山本剛の演奏は、予想通りでスイングしてハッピーなものでした。エロール・ガーナーを思わせるところもありましたが、ホレス・シルバー作曲の「The Jody Grind」に対応して決めていくところなど、さすがに抽斗の多い経験豊富なピアニストです。バラードの「The Nearness of You」におけるソロも美しいものでした。「Body & Soul」や「Blue Moon」では、歌も歌い、和やかなステージぶりでした。

山本さんは、曲名を言わないので、冒頭の2曲の曲名はわかりませんでしたが、スタンダード的な曲だと思います。本日は臨時のトリオなので、レギュラー的なトリオ編成で聴いてみたいところです。ベースとドラムスもソロがかなりありましたが、「Blue Moon」における吉木さんのソロがしっとりとして印象に残っています。

今岡友美(vo)の唄を聴くのはこれで3回目です。エネルギッシュな歌い方は変わらず、「The Jody Grind」や「Afro Blue」では、ディー・ディー・ブリッジウォーターからの影響が垣間見えるなど、ソウルフルでした。当夜のお客様は、66名ということで、山本剛ファンに加え、飯田市でも公演を行っている今岡さんのファンもいたようです。

山本剛

今岡友美(vo)。座って歌っていましたが、立ち上がって歌う場面もありました。

【BEAVER(ビーバー)】

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ビーバー入口

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