安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

浅間山(前掛山)登山(1) 【標高 2,524m 御代田町、軽井沢町、群馬県嬬恋村】

2018-10-10 20:13:07 | 登山・ハイキング

浅間山については、この8月30日(木)に登山規制が緩和され、前掛山山頂まで登ることが出来るようになったので、10月8日(月、祝日)に前掛山にAさんと一緒に上りました。山頂では視界が効きませんでしたが、途中の燃えているような紅葉やJバンド方面の景色が素晴らしく、よい山行になりました。

歩行時間は、上り3時間10分、下り2時間30分で、約5時間40分でした。歩きやすいコースですが、景色を眺めたり、写真を撮ったのに加え、登山者で賑わっていたので、時間がかかりました。早く下山したので、昼食は、浅間山荘で「きのこうどん」をいただき、秋一色の一日となりました。 

【行 程】

(上り) 浅間山荘登山口 6:00 → 二ノ鳥居 6:46 → 浅間火山館 7:42ー56(休憩) → 湯ノ平分岐 8:02 → 賽の河原分岐 8:15 → 立入禁止看板 9:10 → シェルター  9:13ー22(休憩)→ 前掛山山頂 9:37 

(下り) 前掛山山頂 9:52 → 立入禁止看板 10:02 → 賽の河原分岐 10:48 → 火山館 11:10ー24(休憩) → 登山口 12:38

【浅間山荘登山口~不動滝~二ノ鳥居】

朝5時30分ごろの駐車場です。上の駐車場が一杯なので、下段に案内されました。

浅間山荘を左手に見ながら登山口に進みます。

登山口です。

登山相談所。無人ですが、ここで登山計画書をポストに入れて提出。

しばらく広い林道のようなところを行きます。

そのまま行くと行きどまりで、左折して登山道に入ります。

石もありますが、歩きやすい道です。

一ノ鳥居。通り過ぎて反対側から撮っています。

一ノ鳥居から二ノ鳥居に行くのには、二つのルートがあります。上りは、ここで右折して不動の滝があるコースを通りました。

少し上りになります。

こちらのコースは、右手に水の流れる沢を見ながら進みます。

不動の滝に着きました。

岩の上を流れているような滝だと思ったのですが、予想以上に水量が多く堂々とした滝でした。

   

Aさんが、左上にもう一つ滝があると見つけました。樹木の間から見えて、二段になっています。調べてみたら、やはり上下二段の滝で、下の滝を「不動滝」(ふどうのたき)、上の滝を「大日滝」というそうです。

   

樹の間から見える不動の滝の一段目の「大日滝」。

二ノ鳥居の直下は、ジグザグに登ります。

二ノ鳥居にでました。

進行方向右側に立っている標柱。二ノ鳥居は、破損して、鳥居自体は大きな樹に立てかけてありました。

そのまま通過しましたが、休憩適地です。

二ノ鳥居の左方向には、石碑がありました。このルートは、その昔、往来に用いられたのでしょう。

【二ノ鳥居~かもしか平~火山館】

二ノ鳥居の上も、歩きやすい道です。

クマザサの中を行きます。

途中に、「火山館まで薪を運んでほしい」旨のお願いを書いた板がありました。

火山館からのお願いに応えて、ザックにくくりつけるなど、薪を運んでいく準備をしている皆さん。

僕とAさんも薪を運ぶことにし、ここから火山館まで右手に持って運びました。

遭難対策協議会の小諸支部が標柱を設置してくれています。ありがたいことです。

次第に平らになってきます。

右手には渓谷が見えてきます。

朝の光なので、あまりきれいに映りませんが、紅葉と朝霧のコラボレーションを見ることができました。

ここにも石碑があります。

カモシカ平

右手には、谷を挟んで牙山(ざっぱやま)山が見えています。

天気が良いと、左手にはトーミの頭などが見えるはずです。

この季節には花はほとんどありませんが、「アザミ」がありました。

ホタルブクロ。登山道わきの2~3箇所で見ることができました。

牙山(ざっぱやま)が近くに見えます。

 

このへんは硫黄の匂いがして、火山であることがわかります。火山館はもうすぐです。

火山ガスに対する注意書きがあるので、立ち止まらずにさっさと通り過ぎました。右にカーブしていきます。

ここを左に曲がると、火山館です。

登山道左手に、「りんどう」がありました。今回はこの一か所だけですが、見つけることができました。

火山館

火山館の館主さんと思しき方が出迎えてくれて、薪を運んだお礼として、薪を持った姿を写真に撮ってくれました。非公開写真です(笑)。

ぞくぞくと登山者が登ってきます。

小諸市営火山館のテラスで無料休憩ができます。水やトイレはありますが、こちらでは飲食物の提供はしていません。

(火山館の説明)
浅間山火口から2.3キロメートルの地点、湯の平高原の入口に位置し、平成11年に建てられた木造2階建のログハウス。内部は学習施設としての資料展示室を中心とし、1階ベランダの下は噴火対策用のシェルター(避難壕)となっている。登山者用水洗トイレを設置し、電源には太陽光発電を使うなど環境への配慮もしている。(さわやか信州旅.netから引用)

Aさんが、温かい珈琲をポットにいれて運んできてくれたので、御馳走になりました。

(2)へ続きます。(2)では、火山館~賽の河原分岐~前掛山山頂について記します。