長野市に「むさしの森珈琲」がオープンしました。すかいらーくグループの喫茶店ですが、長野県では初めてのお店です。この場所は、ロイヤルホスト → カウボウイ家族 → むさしの森珈琲と変遷してきている場所です。モーニングに使えそうなので長く続けていただきたいお店です。長きにわたり活躍しているテナーサックス奏者のアルバム。
STEVE GROSSMAN (スティーヴ・グロスマン)
STEVE GROSSMAN QUARTET WITH MICHEL PETRUCCIANI(Dreyfus 1998年録音)
スティーヴ・グロスマン(ts, 1951年ニューヨーク生まれ)は、近年もアルバムを出していて来日回数も多く、日本でもよく知られていると思います。本作は、ミシェル・ペトルチアーニ(p)と共演したもので、彼の最後のスタジオ録音になったものです。先日訪れた長岡市のジャズ喫茶「音食」で聴かせてもらって、よかったので購入しました。
メンバーは、スティーヴ・グロスマン(ts)、ミシェル・ペトルチアーニ(p)、アンディ・マッケイ(b)、ジョー・ファンズワース(ds)。ペトルチアーニがプロデューサーにこの録音に参加したいと申し出て、この顔合わせが実現したようです。また、ペトルチアー二は自作曲も提供しています。
曲はスタンダード曲が「Ebb Tide」、「You Go to my Head」、「Body & Soul」、「Don't Blame Me」、「Theme for Ernie」、「In A Sentimental Mood」、ジャズオリジナルのアンディ・マッケイ作「Inner Circle」、スティーヴ・グロスマン作「Song for my Mother」、ミシェル・ペトルチアー二作「Parisian Welcome」、「ソニー・ロリンズの「Why don't I?」で全10曲。ロバート・マックスウェル作「Ebb Tide」(引き潮)は、ジャズで取り上げられるのは珍しいですが、僕には嬉しい選曲です。
グロスマン(ts)には、コルトレーンからの影響がみえますが、この頃になるとハードバップ寄りで、余裕で吹いている感じがします。バラード系の曲が多く、美しい響きのペトルチアーニのピアノもあいまって寛げます。アンディ・マッケイ作「Inner Circle」はスローテンポでモード系のもの悲しい雰囲気が印象的で、グロスマンが熱演。「You Go to my Head」は、ラテン系(多分サンバ)のリズムで明るく演奏され、リズミカルなペトルチアーニ(p)のソロが素晴らしい。「Ebb Tide」や「Body & Soul」でも、グロスマンが円熟ぶりを発揮。
リズムセクションの3人。ペトルチアー二(p)、マッケイ(b)、ファンズワース(ds)。
【むさしの森珈琲 長野若里店】
住所:長野県長野市若里6丁目1-1
電話:026-229-7151
ホームページ:skylark.co.jp/mmcoffee
駐車場
外観。
入口
店内。広々としていますが、大部屋なので、コメダ珈琲のように仕切りを設けてもらいたいところ。話し声がうるさいので、早朝などお客様の少ない時間に行くことにしました。
椅子やテーブルなど調度品は悪くありません。
お腹が空いていたので、ナポリタンを注文。
珈琲。