安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

オーケストラの低音再生のためにアンプを「デノン PMA-2000RE」に替えて「JBL L100 Classic」を鳴らしました。

2020-03-25 20:01:24 | オーディオ

昨年6月にスピーカー「JBL L100 Classic」を購入し、安曇野市宅で音楽を楽しんできました。全般には良いのですが、オーケストラの再生について、低音にもう少し厚みがほしく、低弦各部の動きを明瞭にしたいと思い始めました。アンプは「ローテル RA-05」で、管弦楽の低音再生には若干力不足かもしれません。 

松本のジャズ喫茶「アンの家」で話したら、マスターや常連のTさんから長野市宅で使っている「デノン PMA-2000RE」が電源部が充実しているから使ってみたらと勧められました。そこで、先日運んできて、セッティングをTさんに行ってもらいました。結果、低音がより出て鮮明さも感じられます。Tさんとマスターに感謝。

(安曇野市宅のオーディオ機器)

レコードプレーヤー:デノン DP-400
カートリッジ:オーディオテクニカ AT150E/G
CDプレーヤー:パイオニア PD-70AE
プリメインアンプ:ローテル RA-05 ⇒ デノン PMA-2000RE  (変更点)
スピーカー:JBL L100 Classic

(変更前)

いままでの機器の設置の様子です。

ラックには、上にプリメインアンプ「ローテル RA-05」、中段にCDプレーヤー「パイオニア PD-70AE 」を置いてあります。

(変更後)

とりあえずアンプを入れ替えたところ。アンプが大きくて、目の前にあると圧迫感があり視覚的にもよくありません。

ラックの上にプリメインアンプ「デノン PMA-2000RE」 

(ラックにアンプを収納し、レコードプレーヤーをラックの上に設置。)

そこで、デノンのアンプをラックの最下段に収納し、上にはレコードプレーヤーを棚から降ろして置きました。バランスがとれて、よさそうです。

上から撮ったところ。

(Tさんが持ってきてくれた木片で、スピーカーの位置を5cm上げました。)

ここからは嬉しい番外編です。Tさんが木片を買って持ってきてくれて、スピーカーの下に挟み、スピーカーの位置を5cm上げました。聴いている高さとの調整ですが、これも効果があって、音の拡がりも出た感じです。

木片をかまして、高さを上げたところです。木の色はスプレーで変えられますが、当面このままでいきます。

(アンプを入れ替えてスピーカーの高さを調整した後、試聴で聴いたアルバムと簡単な感想)

チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲をイリヤ・カーラー(vn)の演奏で。ヴァイオリンの音が艶やかにちょっと太めに聴こえます。

   

幻想交響曲の第5楽章を聴きました。古い録音ですが、SACDでもあり、低弦部の再生がよく、コントラバスとチェロの音が分離しきれいに聴こえ、さらに、低音が充実したことによって、鐘の音など高音部も鮮明さがました感じです。

   

ミリアム・ガウチのイタリアオペラのアリア集。もともときれいな声の歌手ですが、そこに柔らかさも加わり、一段と素晴らしい。

   

最新の録音で、シーネ・エイの「DREMAS」をCDで聴きました。ベース、ドラムスともに、一層鮮やかな再生ぶりです。

ECMのオリジナルレコードで、チック・コリアの「Retrun to Forever」を聴きました。音もよいですが、演奏がすごい。

隣の部屋から、いつもと違う角度で撮影。うまくラックに収まって、全体にきれいに見えます。ラックの製作者Iさんにも感謝。