ようやくいくらか涼しい風が吹き、秋の気配が漂うようになりました。先日、朝のスターバックス上田中央店に寄ったら、「フランス産アップルのタルト」が美味しそうで、つい手がでました。フランス語圏のサックス奏者のアルバムを。
GEORGE ROVERT (ジョルジュ・ロベール)
LOOKING AHEAD (TCB 1989年録音)
スイスのアルト・サックス奏者ジョルジュ・ロベール(1960~2016年)は、トム・ハーレル(tp)やクラーク・テリー(tp)と活動を行っていますが、チャーリー・パーカーやフィル・ウッズから影響を受けた演奏が多くのアルバムに残されています。
メンバーは、ジョルジュ・ロベール(as, cl)、ダド・モロニ(p)、レジー・ジョンソン(b)、ピーター・シュミドリン(ds)。ダド・モロニはイタリアのピアニストですが、1991年には米国に移住しています。本作でも力強い伴奏が聴けます。
曲目は次のとおり。
1 Amsterdam After Dark (George Coleman)
2 Along Came Betty (Benny Golson)
3 City Lights (Oscar Peterson)
4 Fabienne (George Robert)
5 The Glider (George Robert)
6 Rush Hour (George Robert)
7 Star Eyes (Gene DePaul)
ジョルジュ・ロベールの自作が3曲に、ジャズオリジナル3曲、スタンダード1曲です。ロベールの自作は、「Rush Hour」という現代的な光景を音にしていても、上品な感じがします。
ジョルジュ・ロベール(as)のアルバムは、2~3枚しかもっていませんが、本作がジャズ批評誌2021年9月号の特集「ワンホーン・カルテット」で取り上げられたので、改めて聴いてみました。いいとは思っていましたが、傑作でした。抜けがよくて艶やかな音色、装飾音を華麗につけたフレーズ、バラードのしっとり感など。それらは、ジョージ・コールマン作の「Amsterdam After Dark」、クラリネットを吹く哀愁漂う「City Lights」、ロベール自作のバラード「Fabienne」などで聴けます。
ライナー・ノートにあるジョルジュ・ロベール(as)の写真。
左から、ダド・モロニ(p)、レジー・ジョンソン(b)、ピーター・シュミドリン(ds)、ジョルジュ・ロベール(as, ss, cl)
【ジャズ批評2021年9月号 表紙】
今号は、参考になる記事が多く、購入して良かった。
【スターバックス上田中央店】
季節のおすすめ:フード メニュー|スターバックス コーヒー ジャパン (starbucks.co.jp)
外観。植栽があって、それを眺めるのも楽しみの一つです。
実がなっていて秋かなと思わせます。
紅茶とフランス産アップルのタルト。
これ美味しくいただきました。林檎の食感がよく、甘すぎないのも好印象です。
珍しく紅茶にしました。ドリップパックでしたが、濃い目に出ています。
最近、マウスを変えました。ノジマに行って、ELECOM製のものを購入。カチカチいわない静音のもので、反応が早く、重宝し出しました。
こちらは、9月初めに寄った時のもの。
オレンジ&チョコレートバーです。