安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

アルヴィン・クイーン「NIGHT TRAIN TO COPENHAGEN」とビストロ椎菜でランチの話題

2021-09-24 19:30:00 | ベース・ドラムス

上田市海野町にある「ビストロ椎菜」にランチで入りました。ビストロなので、夜の営業が主体だと思ったのですが、昼夜問わず食事だけでも大歓迎だそうです。注文したローストポーク丼は、ボリューム満点でした。満点に近い新作です。

ALVIN QUEEN (アルヴィン・クイーン)
NIGHT TRAIN TO COPENHAGEN (Stunt  2021年録音)

   

ドラマーのアルヴィン・クイーン(1950年生まれ)は、オスカー・ピーターソン(p)やダスコ・ゴイコヴィッチ(tp)との共演で知られ、最近もハードバップ系のアルバムを作り活躍しています。これは、オスカー・ピーターソンへのオマージュアルバム。

メンバーは、カッレ・ブリックマン(p)、トビアス・デール(b)、アルヴィン・クイーン(ds)。カッレ・ブリックマンは、スウェーデンの出身、ベースのトビアス・デールは、デンマークの出身で、北欧のミュージシャンを起用しています。プロデューサーは、ピアニストのニールス・ラン・ドーキーです。

曲目は次のとおり。

1  Have You Met Miss Jones? (Richard Rodgers)
2  Bags Groove (Milt Jackson)
3  I Got It Bad And That Ain't Good (Duke Ellington)
4  Farewell Song (Niles Lan Doky)
5  Quiet Nights Of Quiet Stars (Antonio Carlos Jobin)
6  The Days of Wine and Roses (Henry Mancini)
7  Goodbye J.D. (Oscar Peterson)
8  Tranquility in The Woods (デンマーク民謡)
9  D & E (John Lewis)
10  Georgia On My Mind (Hoagy Carmichael)
11  Night Train (Jimmy Forrest)
12  C Jam Blues (Barney Bigard, Duke Ellington)
13  People (Bob Merrill)
14  Moten Swing (Bennie Moten)
15  Some Other Time (Leonard Bernstein)
曲の大半は、オスカー・ピーターソンのアルバム「Night Train」(1963年)と「We Get Requests」(1964年)に収録されている曲です。どこかしらで聴いたことのあるメロディが流れ、懐かしさもあります。

アルヴィン・クイーンの小気味よい軽快なドラムスをバックに、グルーヴィーで楽しい演奏が繰り広げられています。編曲は、ピーターソントリオのものをベースにしていますが、ソロ部分は、カッレ・ブリックマン(p)の創意も感じられ、トータルとして温故知新のよいアルバム。とりわけ「Have You Met MIss Jones?」や「Bags Groove」、「Georgia On My MInd」あたりが気に入っています。1曲の演奏時間が短めなのも良い点です。

   

ライナーノートにあるクイーンの演奏写真。

トリオの三人。左端は、プロデュースに当たったニールス・ラン・ドーキーだと思われます。

【アルヴィン・クイーン ホームページ】

Alvin Queen

英語によるホームページです。ニューヨーク出身ですが、スイスに拠点をおいて活動しています。

【ビストロ椎菜(ビストロしいな)】

住所:長野県上田市中央2丁目11−17
電話:0268-75-1356
ホームページ:ビストロ シイナ (bistro 椎菜) - 上田/レストラン(その他) | 食べログ (tabelog.com)

お店の外観

店内

店内。奥の方にもテーブル席があります。

ローストポーク丼。お薦めだというので、この品物にしました。

ボリュームがすごい。柔らかい肉質で、どんどん食べられます。

味噌汁。

付け合わせのキューリ。地元産の農産物を使っているそうです。社長さんと話ましたが、食品の卸業もやっていて、原材料は地元産のものなど入手しやすいそうです。

食後に珈琲。すっきりとした飲みやすいものでした。次回は、夕食に入ろうと思いながらお店を後にしました。