上田市海野町にある「ビストロ椎菜」にランチで入りました。ビストロなので、夜の営業が主体だと思ったのですが、昼夜問わず食事だけでも大歓迎だそうです。注文したローストポーク丼は、ボリューム満点でした。満点に近い新作です。
ALVIN QUEEN (アルヴィン・クイーン)
NIGHT TRAIN TO COPENHAGEN (Stunt 2021年録音)
ドラマーのアルヴィン・クイーン(1950年生まれ)は、オスカー・ピーターソン(p)やダスコ・ゴイコヴィッチ(tp)との共演で知られ、最近もハードバップ系のアルバムを作り活躍しています。これは、オスカー・ピーターソンへのオマージュアルバム。
メンバーは、カッレ・ブリックマン(p)、トビアス・デール(b)、アルヴィン・クイーン(ds)。カッレ・ブリックマンは、スウェーデンの出身、ベースのトビアス・デールは、デンマークの出身で、北欧のミュージシャンを起用しています。プロデューサーは、ピアニストのニールス・ラン・ドーキーです。
曲目は次のとおり。
1 Have You Met Miss Jones? (Richard Rodgers)
2 Bags Groove (Milt Jackson)
3 I Got It Bad And That Ain't Good (Duke Ellington)
4 Farewell Song (Niles Lan Doky)
5 Quiet Nights Of Quiet Stars (Antonio Carlos Jobin)
6 The Days of Wine and Roses (Henry Mancini)
7 Goodbye J.D. (Oscar Peterson)
8 Tranquility in The Woods (デンマーク民謡)
9 D & E (John Lewis)
10 Georgia On My Mind (Hoagy Carmichael)
11 Night Train (Jimmy Forrest)
12 C Jam Blues (Barney Bigard, Duke Ellington)
13 People (Bob Merrill)
14 Moten Swing (Bennie Moten)
15 Some Other Time (Leonard Bernstein)
曲の大半は、オスカー・ピーターソンのアルバム「Night Train」(1963年)と「We Get Requests」(1964年)に収録されている曲です。どこかしらで聴いたことのあるメロディが流れ、懐かしさもあります。
アルヴィン・クイーンの小気味よい軽快なドラムスをバックに、グルーヴィーで楽しい演奏が繰り広げられています。編曲は、ピーターソントリオのものをベースにしていますが、ソロ部分は、カッレ・ブリックマン(p)の創意も感じられ、トータルとして温故知新のよいアルバム。とりわけ「Have You Met MIss Jones?」や「Bags Groove」、「Georgia On My MInd」あたりが気に入っています。1曲の演奏時間が短めなのも良い点です。
ライナーノートにあるクイーンの演奏写真。
トリオの三人。左端は、プロデュースに当たったニールス・ラン・ドーキーだと思われます。
【アルヴィン・クイーン ホームページ】
英語によるホームページです。ニューヨーク出身ですが、スイスに拠点をおいて活動しています。
【ビストロ椎菜(ビストロしいな)】
住所:長野県上田市中央2丁目11−17
電話:0268-75-1356
ホームページ:ビストロ シイナ (bistro 椎菜) - 上田/レストラン(その他) | 食べログ (tabelog.com)
お店の外観
店内
店内。奥の方にもテーブル席があります。
ローストポーク丼。お薦めだというので、この品物にしました。
ボリュームがすごい。柔らかい肉質で、どんどん食べられます。
味噌汁。
付け合わせのキューリ。地元産の農産物を使っているそうです。社長さんと話ましたが、食品の卸業もやっていて、原材料は地元産のものなど入手しやすいそうです。
食後に珈琲。すっきりとした飲みやすいものでした。次回は、夕食に入ろうと思いながらお店を後にしました。