軽い食事にロイヤルホストに入り、アンガスサーロインステーキサラダを注文。マロンデザートが気になり、渋皮栗とほうじ茶のモンブランパフェもいただきました。秋を感じるパフェでした。「Autumn in New York」の入った新作を聴きます。
DMITRY BAEVSKY (ドミトリ・バエヴスキー)
SOUNDTRACK (Fresh Sound New Talent 2019年録音)
ロシア出身のドミトリ・バエヴスキー(as, 1976年生)の新作が出たので購入しました。今まで2作を取り上げました(その記事へのリンク1、リンク2)が、本作はニューヨークで活躍していたバエヴスキーが2016年にパリに移住して、それまでの経験、人生を振り返り、録音された作品。選曲、演奏ともになかなかです。
メンバーは、ドミトリ・バエヴスキー(as)、ジェブ・パットン(p)、デヴィット・ウォン(b)、ピート・ヴァン・ノストランド(ds)。ジェブ・パットンとは、デュエットアルバムを作るなど、共演が多い。
曲目は次のとおり。
1 Evening Song (Vasily Solovyov-Sedoi)
2 Vamos Nessa (Joao Donato)
3 Baltiyskaya (Dmitry Baevsky)
4 Grand Street (Sonny Rollins)
5 The Jody Grind (Horace Silver)
6 La chanson de Maxence (Michel Legrand)(ロシュフォールの恋人たちより「マクサンスの歌」)
7 Over and Out (Dmitry Baevsky)
8 Le coiffeur (Dexter Gordon)
9 Invisible (Ornette Coleman)
10 Autumn in New York (Vernon Duke)(ニューヨークの秋)
11 Stranger in Paradise (Wright-Forrest)(ストレンジャー・イン・パラダイス)
12 Tranquility (Ahmad Jamal)
13 Afternoon in Paris (John Lewis)(アフタヌーン・イン・パリ)
4、5、8、9、13は有名ジャズオリジナル、6、10、11はスタンダード、3、7はバエヴスキーのオリジナルといった選曲です。「Evening Song」は佳曲です。
ドミトリ・バエヴスキー(as)のやや太くて温かなサウンドで、ハードバップベースの快心の演奏が楽しめます。「Evening Song」や「La Chanson de Maxence」、「Autumn in New York」は出だしのテーマから叙情が溢れ、リズミカルでグルーヴィーな「The Jody Grind」、ややハードで楽器間のやりとりもスリリングな「Afternoon in Paris」と充実しています。ジェブ・パットン(p)のつけた「Evening Song」のイントロが印象的で、パットンの健在ぶりも嬉しい。
【ドミトリ・バエヴスキー ホームページ】
スケジュールを見ると、ヨーロッパを中心に活躍を続けています。
【ロイヤルホスト安曇野インター店】
住所:長野県安曇野市豊科南穂高1102-2
電話:0263-72-9012
ホームページ:ファミリーレストラン ロイヤルホスト - Royal Host -
お店の外観。
アンガスサーロインステーキサラダ。
柔らかめで、ボリュームもあります。
つけあわせのジャガイモ。
ケールも入ったサラダは、やや酢がきいていて、さっぱり系です。
席に備え付けのマロンデザートのメニューを見て、つい注文してしまいました。
渋皮栗とほうじ茶のモンブランパフェ。
アップ。甘めですが、栗のクリームが美味しい。他のマロンデザートも食べてみたくなりました。