先日、長野市の水野美術館の展覧会で、平松礼二さんの「月光の曲」という絵を見て、構図や色使いが素晴らしいと思ったのですが、その平松さんが書いた新書が近くの書店にあったので、購入して読んでみました。
平松礼二さんは、50歳のときにパリのオランジェリー美術館でモネの「睡蓮」を見て衝撃を受け、印象派の勉強も行い、モネのモチーフをベースに『ジャポニズム』という日本画のシリーズを描いている日本画家で、フランスやドイツでも展覧会が開催されている人気作家です。
第1章 モネとの出会い
先日、長野市の水野美術館の展覧会で、平松礼二さんの「月光の曲」という絵を見て、構図や色使いが素晴らしいと思ったのですが、その平松さんが書いた新書が近くの書店にあったので、購入して読んでみました。
平松礼二さんは、50歳のときにパリのオランジェリー美術館でモネの「睡蓮」を見て衝撃を受け、印象派の勉強も行い、モネのモチーフをベースに『ジャポニズム』という日本画のシリーズを描いている日本画家で、フランスやドイツでも展覧会が開催されている人気作家です。
3月上旬に札幌市の喫茶店「ミンガス」に寄ったら、女性の店員さんが僕のことを覚えていてくれて、『このビルの喫茶店で働いていた人がやっている「平野珈琲」という喫茶店が長野市にあるので、是非訪れてみてください』と言われ、住所を書いたメモもいただいたので、先日、訪れました。
二階建ての民家を改装した店内では、焙煎を行っていて、濃い目の札幌テイストの珈琲が味わえました。アルテックのスピーカーからは、小音量でマリアン・マクパートランドのピアノ演奏が流れていて、お店の雰囲気にピッタリでした。マスターと札幌の話も出来ました。珈琲も音楽も楽しめる喫茶店なので、また行きます。
お店は路地の奥です。手前左手の建物は、立町の公民館です。
外観
入口
一階。一階は、焙煎を行ったり、厨房などで、二階を喫茶店のスペースとしています。テーブルの上の花木がすがすがしい。
一階
一階には大きなスピーカーが置かれ、小音量で音楽が流れていました。
ALTECの「MODEL NINETEEN」とロゴにあります。
コーヒー豆を販売しています。奥には焙煎の機械があります。
左に映っている階段をあがり二階へ。廊下部分に二組のテーブル席があります。
奥のこの席に腰かけました。後から、二人のお客様が別々に上ってきました。信州大学(教育学部)の学生さんかもしれません。
廊下部分の壁には古時計などがかかっています。
二階は二部屋に分かれています。
広い方の部屋。窓側がお店の入口の上に当たります。
隅にはアルテックのスピーカーが置かれて、小音量でジャズが流れていました。
二階にあるスピーカーも、アルテックの製品でした。
フレンチ珈琲とパウンドケーキをいただきました。長野市内で、本格的なフレンチを提供しているところは、あまりないように思います。元々フレンチが好きなのですが、濃い目で美味しく飲みました。
器もきれいです。
パウンドケーキ。温めてありました。
【平野珈琲(Hirano Coffee)】
住所:長野県長野市立町981
電話:050-3699-7897
営業:10:00~18:00 定休日:火曜日・水曜日
ホームページ:hiranocoffee (facebookです。)
安曇野市の自宅でも、レコードのジャケットを飾るなど雰囲気もそれらしくして音楽を楽しんでいますが、同じものを長く飾っていたので、新年度を期に取り替えてみました。レコードを聴くことが多いですが、先日聴いたこのCDは収録時間が35分と短く、内容もシンプルで、あたかもレコードをかけているようでした。
NELLIE McKAY (ネリー・マッケイ)
SISTER ORCHID (Palmetto 2018年録音)
ネリー・マッケイは1984年にロンドンで生まれ、2歳のときに母とアメリカに移住し、ニューヨークのハーレム地区で育ちました。イーストラウズバーグ大学でジャズ・ピアノを専攻し、2000年、マンハッタン音楽院に入学。2年後に中退し、カフェやバーで演奏しているところをコロンビア・レーベルのA&Rに見出され、2004年にデビュー。これは通算7枚目のアルバムになります。
メンバーは、ネリー・マッケイ(vo,p)だけです。今回、スタンダード曲を歌っていますが、本来は、シンガー・ソング・ライターで、ロック、ポップス、ラップ、ジャズと垣根を設けず、女優活動も行っています。2015年には、歌手のボブ・ドローと来日し、ブルーノート東京へ出演したので、ご覧になった方もいるのではないでしょうか。
曲は、「My Romance」、「Angel Eyes」、「Small Day Tomorrow」、「Wilow Weep For Me」、「The Nearness of You」、「Georgia on My Mind」、「Lazybones」、「Where or When」、「Everything Happens to Me」、「In A Sentimental Mood」、「My Romance」(Reprise)の11曲。リチャード・ロジャース、マット・デニスやホーギー・カーマイケルらが作曲したスタンダードばかりですが、「Small Day Tomorrow」だけは、Fran Landesman作詞、ボブ・ドロー作曲のもの。
ネリー・マッケイが、編曲、歌、ピアノ、コーラスなど一人でこなし作り上げたアルバム。メロディを崩さず、比較的ストレートに歌詞を綴っていて、スタンダード曲を心から楽しめます。全体に冷んやりとした夜のムードですが、爽やかで、クール、そして美しい。「Angel Eyes」は、あっさりと歌っていますが、かえってやるせなさがつのります。「Where or When」では、こんなに素晴らしいメロディの曲だったのかと再認識させられ、エリントンの「In A Sentimental Mood」は、出だしから惹きつけられ格調が高い。
【ネリー・マッケイ・ホームページ】
【安曇野市の自宅でレコードジャケットの交換】
アン・バートンのジャケットを、「Blue Burton」から「By Myself Alone」へ入れ替えました。入れ替え前に「By Myself Alone」をかけているところ。
オリジナルは、日本のeast wind盤で、これはオランダフィリップス盤のジャケット。明るめですね。
「By Myself Alone」の日本盤。
もう一つのものは、マイルス・デイヴィスのものからバド・パウエルに。本来は10インチ盤ですが、東芝から出た12インチ盤のジャケットがちょうど入るので、それを飾りました。
棚の上全体です。スピーカーは、棚の下にあります。アンドリュー・ヒルのアルバムをかけています。
写真を一つ追加しました。シーネ・エイのポートレートで、撮影は横浜のマシュマロレコード・喫茶のオーナー上不三雄さんです。上不さんからいただき、深く感謝しました。
奥のほうに、2019年4月から2020年3月までのカレンダーを飾りました。写真は、ビル・エヴァンスと内縁の妻のエレインが写っている貴重なものです。前橋のジャズ喫茶「木馬」のマスター根岸さんの撮影になるものです。
長野市の自宅近くにある水野美術館で『山のかたち・花のいろ』という展示会が開催されているのですが、4月7日(日)までが期間と知って、慌てて出かけてきました。山と花をテーマにした日本画で、河合玉堂の描く山里、横山大観などの富士山、その他、奥田元栄や平松礼二、菱田春草らの絵を観ることができました。
今回の展示では、平松礼二「月光の曲」、児玉希望「古城新月」、奥田元栄「上高地」といったところが気に入りました。ちょうど、昼時だったので、初めて美術館に併設されたレストラン「四季彩」に入り昼食を食べました。平日にもかかわらず予約で席がほとんど埋まっていて驚きました。
(パンフレットから)
きれいに映っていませんが、以下、パンフレットの裏面からです。
(和食レストラン 四季彩 MIZUNOなど)
美術館全景。建物の右手がレストランになります。
一階の池に面しているテーブルは、すべて予約でいっぱいでした。
二階も庭園に面している部分は全て予約席になっていました。
鑑賞券とセットで割引のある四季彩弁当にしました。これは前菜で、茶碗蒸しやサラダなど。
四季彩弁当です。魚主体でヘルシーにいただきました。
別会計ですが、珈琲を飲み、しばし寛ぎました。
【水野美術館】
住所:長野県長野市若里6丁目2−20
電話:026-229-6333
ホームページ:mizuno-museum.com
松本市の神田にある洋食店「ベル・リヴィエール」を初めて訪れました。神田やその隣の筑摩は、その昔、仕事で回っていた地区ですが、道路が整備され住宅も増え賑やかになりました。こちらの「ベル・リヴィエール」も平成24年2月にこの場所に移転オープンしています。
ランチにビーフシチューをいただきました。オープンキッチンで、目の前で仕事をしているのが見えます。店主の方と少しお話をしましたが、素材にこだわっていて、信州産黒毛和牛や信州産オレイン豚など仕入の話もしてくれました。料理、サービスともに行き届き、リーズナブルでもあるので、また是非寄りたいお店です。
道路を挟んで千鹿頭池があります。一帯は、散策できる公園として整備されています。当日は、雨だったので歩きませんでしたが、次は公園の散策も楽しんでみたい。
道路を挟んで、お店の駐車場があります。左に見えるのは千鹿頭公園の駐車場で、その先が池です。
外観
お店の前で撮りました。
入口
カウンターに座りました。カウンターも幅があって広い。
前菜です。魚のフリッター。
サラダ。いろいろな種類の野菜が入っていました。
パンとご飯を選べますが、パンにしました。大きくて表面はやや固いですが、中はフワフワです。
コンソメのスープ
ビーフシチュー。お店の看板商品だそうです。肉(信州黒毛和牛)は柔らかくて、香辛料の効いたソースとあっていました。
お皿のようになっていますが、回りも食べられます。美味しくいただきました。
つけあわせ。左端のものの素材は、豆腐です。
デザートと珈琲。
デザートはイチゴのムースです。
目の前で料理を作っています。
お客様が多くいたので、店内写真はこれだけです。奧の一画は、デザートや珈琲を作っている場所です。
【ベル・リヴィエール(Belle Riviere)】
住所:長野県松本市神田1丁目19-22(千鹿頭公園 西)
電話:0263-26-1126
ホームページ:belle-riviere.com