Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

反省

2006年08月20日 21時58分01秒 | Weblog
 最近昔を思い出して反省するのが、「もっとお客さんと真っ向から付き合っていればよかった」ということである。特にこのごろは、「独立開業」という夢の実現に向けて、経営ノウハウをもっと吸収しておけばよかった、もっと「自分がお客さんだったら」という発想で仕事をしておけばよかった、と後悔することしきりである。
 というのも、サラリーマン時代は、「希望に燃える経営者に対して、冷静な第三者としての助言を与える」のが融資・審査担当者であると心得ていたので、お客さんとは一定の距離を置くようにしていたからである。そもそも、「自分はとても企業経営なんかできないし、しようとも思わない」という純粋なサラリーマンばかりの職場ではあったが・・・。
 「他人の身に起こることは、自分の身にも起こる
 自分も、刑事被告人の身になって考えることにしよう。
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格差社会を考える(その3)

2006年08月20日 19時27分17秒 | Weblog
 そういえば、世代間格差について考えるのを忘れていた。バーディーが個人的に深く感じたのは、バブル採用世代とそれ以降の世代との格差である。
 バブル世代の新卒採用は、いわゆる売り手市場とされ、ほぼ第一希望の会社に入れたようである。そして、入ってしまえばこっちのもので、中堅ともなればそれなりの地位と収入が自ずと獲得できる。これに比べて氷河期世代は、第一希望の会社に入れる人がそもそも少ない。その鬱屈は、数年後の転職となって現れる。
 会社側としては、いくら優秀でも数年後に辞める人間より、長く会社に居てもらう人間の方を優遇する。・・・かくて、悪貨は良貨を駆逐する。
 もっとも、そうでない方針をとる会社もある。なんと、バブル採用世代をリストラするのである。その方法としては、関連会社への出向などがあるが、かなりの荒療治であり、バブル採用世代としてはたまったものではないだろう。だが、「早期退職勧奨」と同様、一定の合理性もある。
 ・・・ベッカムもある種のリストラか?
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人に頭を下げるということ

2006年08月20日 10時45分34秒 | Weblog
 バーディーは、もともとやや傲慢な性格のせいか、「人に頭を下げる」ことのやたらと多い金融機関の営業をやってつくづく良かったと思う。自分で言うのもなんであるが、「人格は世の荒波に揉まれて成る」(ゲーテ)のである。
 ところで、私の長兄は小学校の先生であり、職業柄、殆ど「人に頭を下げる」ことがない。それどころか、相手かまわず説教ばかりするので閉口している。一度絶句したのが、私に向かって、「お前は社会に貢献していないだろうが」という言葉を吐いたときである。その時は、私の両親も同席しており、その後、「やっぱり、あいつ(長兄)は本を読んでいないからダメなのだ」と呆れていた。
 「人に頭を下げる」ということを、形式的に理解することはたやすい。例えば、一昔前のベストセラーとなった「三本の矢」という小説には、某銀行の行員が、クライアントから、靴に注がれた酒を飲めといわれて、「ありがたいことです」などといって飲む場面があり、「在野に生きる」ことの空しさと、その対極としての、「私利にとらわれず公益を追求する」官僚の崇高さとが象徴的に描かれている。また、アメリカのローファームでは、弁護士は、クライアントから「靴をなめろ」といわれたらその通りにすると言い伝えられている。これらの例は、「人に頭を下げる」ことをやや歪曲して理解したものといえるだろう。
 そうではなくて、私が考える「人に頭を下げる」精神とは、相手の人格・人生に対して、不断に敬意を表すことを意味する。こういう風に考えると、サービス業でなくとも実践することは可能だろう。

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何が権力か

2006年08月20日 09時24分22秒 | Weblog
 「何が権力か」は秦野章氏による20年前のベストセラーである。ロッキード事件を題材に、マスコミの横暴ぶりを批判したものである。
 今でこそ当たり前になったものの、第4権力であるマスコミを批判することは、当時非常に新鮮であった。だが、バーディーは、ロッキード事件についていえば、本当の「権力」は、アメリカを牛耳るユダヤ人勢力ではないかと思うのである。というのも、キッシンジャーら(ひいてはメジャー勢力)は、自ら事件の黒幕であることを告白しているからである。
 もう一つ、アメリカのいわゆる軍産複合体も巨大な「権力」といえる。ケネディ暗殺事件の極秘資料は、2039年に公開されるというが、楽しみである。
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