Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

格差社会を考える(その5)

2006年08月23日 07時24分29秒 | Weblog
 安倍・谷垣・麻生3氏が初対決
 ここで、三候補に加え、立候補の意向あるも20名の推薦人を集めきれず出馬を断念した鳩山邦夫、河野太郎の5人は、いずれも2世・3世であることに気付いた。もはや政治家の子供でなければ政治家にはなれないといっても過言ではない。その一方で、政治家は、「改革」「憲法改正」「再生」などという言葉を好んで用い、大衆に訴えかける。言葉だけが空しく飛び交う時代である。
 ところが、大衆の側も、現状にそこそこ満足しており、変化を恐れている、というよりも、格差社会を支えているのは、実はこのような大衆の精神構造であるとみる。
 ところで、社会が急速に発展しているところでは、若者が社会の表舞台で活躍するとともに、社会的地位の変動も著しい。明治維新期の日本がそうである。貧しい地方の農家出身の青年が、いきなり政界・財界で活躍する、その一方で旧来の名家は没落する、などなど・・・そのような時代は、「成熟した」日本には二度とやってこないだろう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする