Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

声優業界いまむかし

2018年12月24日 08時34分27秒 | Weblog
野沢雅子、声優デビュー時の“あり得ない話”語る…「ドラゴンボール」IMAX上映会
 「“あり得ない”アフレコデビュー時の話も。「最初は生放送の洋画。撮り直しができないので、30代以上の方はセリフをゆっくり読もうとする。俳優の口の動きに合わず、私の役がしゃべり始めているのにまだ前の人が話している、なんてことがありました」と懐かしげに振り返っていた。

 なるほど。昔は「生アフレコ」が普通だったのである。
 昔は、声優という職業の存在すら世間に余り知られていなかったが、今や声優は人気の職業の一つである。
 
声優業界の現状や仕組みとは?
 「今現在、日本で声優の業界を目指している人は30万人以上いると言われています。声優には免許や資格が必要ないということもあり、誰もが可能性を感じて目指すことができるのです。
 しかしながら、現在声優の仕事のみで生計を立てている人は業界内で300人ほどとなっています。

 「現在の声優業界では、かつてよりも新人声優が作品にキャスティングされる機会がとても多くなりました。
 その最大の理由は、新人はギャラ安いというところにあります。
 最近はアニメ作品やオンラインゲームなどが、低い制作費でたくさん作られる傾向にあります。制作費が低くなってくると、それまでのように一人の声優に多くのギャラを支払うことができなくなってきます。
 ベテランの声優はギャラが高く、どうしてもそう多くはキャスティングできません。特に登場人物の多い作品などではそれだけ多くの声優が必要になるため、ギャラの安い新人声優や若手声優が多くキャスティングされることになるのです。


 人気の職業だが資格などによる制限がないため、人材があふれているようだ。
 しかも、制作費を抑える目的で、新人声優がいわば「使い捨て」のようにキャスティングされる傾向があるという。
 これだと、地位を確立するのも保持するのも大変だろう。
コメント
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