たまたま、ある依頼者の方と話していたら、最近の若者について、「志が低くて、言われたことだけやっておけばいいという子が多くて困る」とおっしゃった。
その方は看護婦さんなので、「若者」というのは勤務医のことを指しているのだが、「指示待ち族」は私が新入社員のころにもよく指摘されていたと思う。
そういえば、私も先日、飲食店で、20代前半とおぼしき男性二人が隣で会話しているのを聞いて、「今どきの若者はけしからん」という感を抱いたことがあった。
その二人は、共通の友人(元同級生?)について、「あいつはゼネコンに入ったけど、うらやましいよ。現場でただ見ているだけで、年収1000万もらえるんだから」という、「楽して儲かる仕事はいいね」という話題と、合コンの話題に終始していたのである。
だが、「葉隠」を読んでも、江戸時代の若い侍は、これと似たり寄ったりだったようだ。
言い古されたことだが、「今どきの若者論」は、年長者が若いころの自分(あるいは同世代の人たち)を投射して批判しているだけのこともあるから、真に受けてはいけないのだろう。
その方は看護婦さんなので、「若者」というのは勤務医のことを指しているのだが、「指示待ち族」は私が新入社員のころにもよく指摘されていたと思う。
そういえば、私も先日、飲食店で、20代前半とおぼしき男性二人が隣で会話しているのを聞いて、「今どきの若者はけしからん」という感を抱いたことがあった。
その二人は、共通の友人(元同級生?)について、「あいつはゼネコンに入ったけど、うらやましいよ。現場でただ見ているだけで、年収1000万もらえるんだから」という、「楽して儲かる仕事はいいね」という話題と、合コンの話題に終始していたのである。
だが、「葉隠」を読んでも、江戸時代の若い侍は、これと似たり寄ったりだったようだ。
言い古されたことだが、「今どきの若者論」は、年長者が若いころの自分(あるいは同世代の人たち)を投射して批判しているだけのこともあるから、真に受けてはいけないのだろう。