日曜劇場 テセウスの船 #04
先週、ちょっと気になったので、「テセウスの船」第4話を、終わりの15分間だけ観てみた。
わずか15分では、竹内涼真氏の演技力を判断するのには十分でなかったのだが、キャスティングの問題があるように感じた。
このドラマは、冤罪をテーマにしているのだが、そうなると、冤罪の被害者と思われる主人公の父親役のキャスティングが重要となる。
リアリティを重視する立場からは、「どうみても善人」という役者は避けるべきだろう。
ところが、鈴木亮平氏は、「善人しか演じられない役者」の典型なのである。
「善人なのか悪人なのか分からない」役者といえば、私は真っ先に「シャレード」のケーリー・グラントを思い出す。
彼が一体味方なのか敵なのかよく分からないために、ストーリーに引きずり込まれるわけである。
こういう二面性ないし陰をもった日本人の役者としては、例えば、渡辺謙氏などが考えられるが、あまり多くはいないように思う。
先週、ちょっと気になったので、「テセウスの船」第4話を、終わりの15分間だけ観てみた。
わずか15分では、竹内涼真氏の演技力を判断するのには十分でなかったのだが、キャスティングの問題があるように感じた。
このドラマは、冤罪をテーマにしているのだが、そうなると、冤罪の被害者と思われる主人公の父親役のキャスティングが重要となる。
リアリティを重視する立場からは、「どうみても善人」という役者は避けるべきだろう。
ところが、鈴木亮平氏は、「善人しか演じられない役者」の典型なのである。
「善人なのか悪人なのか分からない」役者といえば、私は真っ先に「シャレード」のケーリー・グラントを思い出す。
彼が一体味方なのか敵なのかよく分からないために、ストーリーに引きずり込まれるわけである。
こういう二面性ないし陰をもった日本人の役者としては、例えば、渡辺謙氏などが考えられるが、あまり多くはいないように思う。