コロナでDV相談件数が1.6倍に増加 #8008(晴れれば)に電話相談を
最近、家族がらみの紛争が増えたように感じる。
コロナ問題が発生して以降、人々が家にいる時間が増えたことが、その背景にあるだろう(ちなみに、DVや児童虐待の増加は世界的な傾向である。)。
こうした事件においては、「加害者」(大抵は父、夫)がいて、これが問題の発生源であることが多い。
そして、加害者の多くに共通してみられるのが、自己愛性パーソナリティという属性である(博士と大臣)。
問題は、どうして自己愛性パーソナリティ障害になるのかである。
これについては「幼少時のトラウマ体験」など様々な要因が挙げられているが、私が担当した事案を総合すると、やはり「親の愛情不足」が多いように思われる。
幼少時に親から十分な愛情を受けていないと感じると、その人は、成長してからも、「自分は優れた人物であり、周囲から注目され尊敬されていることを、常に感じていたい」というメンタリティに陥ってしまい易いように思われるのである。
ここでのポイントは、実際に親が愛情を注いでいたかどうかではなく、当の子供が十分愛されていると感じていたかどうかという点である。
例えば、たくさんプレゼントを買ってやっても、言葉によるコミュニケーションが乏しければ、子供は「自分は愛されていない」と感じるかもしれない。
甘やかすのはいけないが、愛情不足は避けなければならず、なかなか子育ては難しい。
最近、家族がらみの紛争が増えたように感じる。
コロナ問題が発生して以降、人々が家にいる時間が増えたことが、その背景にあるだろう(ちなみに、DVや児童虐待の増加は世界的な傾向である。)。
こうした事件においては、「加害者」(大抵は父、夫)がいて、これが問題の発生源であることが多い。
そして、加害者の多くに共通してみられるのが、自己愛性パーソナリティという属性である(博士と大臣)。
問題は、どうして自己愛性パーソナリティ障害になるのかである。
これについては「幼少時のトラウマ体験」など様々な要因が挙げられているが、私が担当した事案を総合すると、やはり「親の愛情不足」が多いように思われる。
幼少時に親から十分な愛情を受けていないと感じると、その人は、成長してからも、「自分は優れた人物であり、周囲から注目され尊敬されていることを、常に感じていたい」というメンタリティに陥ってしまい易いように思われるのである。
ここでのポイントは、実際に親が愛情を注いでいたかどうかではなく、当の子供が十分愛されていると感じていたかどうかという点である。
例えば、たくさんプレゼントを買ってやっても、言葉によるコミュニケーションが乏しければ、子供は「自分は愛されていない」と感じるかもしれない。
甘やかすのはいけないが、愛情不足は避けなければならず、なかなか子育ては難しい。