Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

パラシュート

2020年11月16日 06時27分56秒 | Weblog
<W解説>同じ”ルーツ”を持つ日韓、日本の「天下り」は韓国の「前官礼遇」や「落下傘」
 「韓国もやはり日本同様、公務員・官僚の昇進や選抜過程等において退官した者を、密接な関係を持つ特殊法人や業界・企業に幹部・理事(役員)として受け入れさせる慣行はあり、これを「前官礼遇」や「落下傘(パラシュート)」と呼ぶ。
 「更に日本と異なり、韓国世論の指弾を受けているのは、上述の一般行政官の退官者よりも、判事・検事と言った司法関係者への「前官礼遇」なのだ。・・・
 つまり判事・検事を退官した者が弁護士として弁護士事務所や企業に就職した際、もしくは独立開業した際、裁判において現役の判事や検事が判事検事経験者の弁護士側に有利な便宜を図って判決、和解勧告、裁判運営、処分等を下すと言う、謂わば違法行為を疑われても仕方のない行為を指す。


 法曹界の腐敗ぶりについて言えば、日本はまだ韓国よりマシなようである。
 というのも、現役の判事・検事が、OB弁護士に対し便宜を図るなどという話は、まず聞いたことがないからである。
 これは、司法・検察の独立を守ってきた先人たちの功績によるところも大きいが、やはり身分保障が手厚い点が一番重要だろう。
 普通に仕事をしていれば、判事は通常65歳まで、検事は63歳まで勤められるし、十分な収入(裁判官(判事)の平均年収)が得られるからである。
 さらには、退職後は公証人などのポストもあるので、OB弁護士の機嫌をとる必要などないだろう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする