市内小林さんら 高尾トレランに「待った」
「小林さんらの活動の背景にあるのが、歩行者とランナーとのトラブル増加だ。近年、ランニング人気の高まりと共に全国各所でみられるようになっている。
神奈川県鎌倉市では昨年、食べ歩きなど、公共の場で周囲の迷惑となる行為を慎むことを求める条例が施行されたが、その制定のきっかけとなったのは、ハイキング愛好団体のトレイルランナーへの指摘。」
私もトレイルランをちょっと齧ったことはあるが、「これは違う」と感じてやめた。
「自然を愛しむ」という発想とは相容れないと感じたからである。
集団でタイムを競うというのであれば論外だし、そうでないとしても、ただ山の中を駆け抜けていくスピード感を楽しみたいというのであれば、ランニング専用コースのある公園かどこかでやれば済む話であり、ハイカーに迷惑をかけたり、山道を破壊したりするのであれば、規制されてもやむを得ないのかもしれない。
ちょっと微妙なのは、「移り行く風景を楽しむ」ランナーで、これだと、ハイカーの発想に接近する。
だが、鳥のさえずり、リスなどの小動物、小さな草花などは、ゆっくり歩かないと鑑賞できないわけで、やはり、ランナーには「自然を愛しむ」姿勢が欠けていると言わざるを得ない。
さらに言えば、ただ歩くだけのハイカーにも、問題がないわけではない。
例えば、足元に注意しながらひたすら歩いていると、貴重な風景・美しい瞬間を見逃してしまうことがあるからである。
だから、時々立ち止まることが大事なのである。
「小林さんらの活動の背景にあるのが、歩行者とランナーとのトラブル増加だ。近年、ランニング人気の高まりと共に全国各所でみられるようになっている。
神奈川県鎌倉市では昨年、食べ歩きなど、公共の場で周囲の迷惑となる行為を慎むことを求める条例が施行されたが、その制定のきっかけとなったのは、ハイキング愛好団体のトレイルランナーへの指摘。」
私もトレイルランをちょっと齧ったことはあるが、「これは違う」と感じてやめた。
「自然を愛しむ」という発想とは相容れないと感じたからである。
集団でタイムを競うというのであれば論外だし、そうでないとしても、ただ山の中を駆け抜けていくスピード感を楽しみたいというのであれば、ランニング専用コースのある公園かどこかでやれば済む話であり、ハイカーに迷惑をかけたり、山道を破壊したりするのであれば、規制されてもやむを得ないのかもしれない。
ちょっと微妙なのは、「移り行く風景を楽しむ」ランナーで、これだと、ハイカーの発想に接近する。
だが、鳥のさえずり、リスなどの小動物、小さな草花などは、ゆっくり歩かないと鑑賞できないわけで、やはり、ランナーには「自然を愛しむ」姿勢が欠けていると言わざるを得ない。
さらに言えば、ただ歩くだけのハイカーにも、問題がないわけではない。
例えば、足元に注意しながらひたすら歩いていると、貴重な風景・美しい瞬間を見逃してしまうことがあるからである。
だから、時々立ち止まることが大事なのである。