みずほ銀行「週休4日制」が、中高年社員たちに突きつける「厳しすぎる試練」
「みずほの場合、週休3日で基本給が8割に、週休4日では6割になるので、休んだ分がほぼそのまま減給される。制度に参加した社員の年収が下がれば、社員数を減らすことなく人件費全体を抑制することが可能だ。この制度が本格的に普及した場合、多くの社員で仕事を分け合う、いわゆるワークシェアリングの制度に限りなく近づくことになる。
ワークシェアリングは、景気が悪化した際、雇用を維持しながら企業の業績を維持するための方策で、欧州企業を中心に導入が進んでいる。社員にとっては労働時間が減った分、年収も下がるが、雇用は維持されるので、生活への負担は最小限で済む。」
「ワークシェアリング」は懐かしい言葉である。
というのは、平成の時代にも、「ワークシェアリング」が推奨されたことがあったからである。
だが、「有能な社員に多くの仕事をやらせたい」という会社が多かったため、当時はあまり浸透しなかったという経緯がある。
今回のみずほ銀行の制度について言えば、おそらく、24時間365日会社に居たいという「カイシャ依存症」の社員にとっては悲報であり、メンタル面に悪影響が出るかもしれない。
「みずほの場合、週休3日で基本給が8割に、週休4日では6割になるので、休んだ分がほぼそのまま減給される。制度に参加した社員の年収が下がれば、社員数を減らすことなく人件費全体を抑制することが可能だ。この制度が本格的に普及した場合、多くの社員で仕事を分け合う、いわゆるワークシェアリングの制度に限りなく近づくことになる。
ワークシェアリングは、景気が悪化した際、雇用を維持しながら企業の業績を維持するための方策で、欧州企業を中心に導入が進んでいる。社員にとっては労働時間が減った分、年収も下がるが、雇用は維持されるので、生活への負担は最小限で済む。」
「ワークシェアリング」は懐かしい言葉である。
というのは、平成の時代にも、「ワークシェアリング」が推奨されたことがあったからである。
だが、「有能な社員に多くの仕事をやらせたい」という会社が多かったため、当時はあまり浸透しなかったという経緯がある。
今回のみずほ銀行の制度について言えば、おそらく、24時間365日会社に居たいという「カイシャ依存症」の社員にとっては悲報であり、メンタル面に悪影響が出るかもしれない。