例年4月上旬に開催される「NHKバレエの饗宴」が、今年はDance Dance Dance @ YOKOHAMA 2021とのコラボで、「NHKバレエの饗宴2021in横浜」として、10月3日に神奈川県民ホールで開催された。
来年は8月に開催されるそうなので、「「東京春音楽祭・ワーグナーシリーズ」とのバッティング」という問題は回避され、ひとまずは安心である。
全国放送されるということで、各バレエ団とも力を入れていると思うが、前半の2つの演目でいうと、ソリストの木村優里さんと水井駿介さんの踊りが目を引いた。
木村さんの、バレエをするために生まれて来たのではないかと思える恵まれた容姿は「踊るお人形様」という言葉がふさわしく、フェッテも完璧。
水井さんは、最後のソロで野獣のように変貌したところが素晴らしかった。
一般に、ダンサーの「花の命」は短いとされているが、この二人は今が満開の時期という気がする。
この状態が可能か限り長く続いてほしいものである。
ところで、木村さんは、ダンスマガジン2020年2月号のインタビューでも三浦雅士氏から「牧阿佐美の最高傑作」と絶賛されているが、その師から、「『宇宙って何だろう?』という気持ちで踊らなきゃだめよ」とダメ出しをくらった経験があるらしい。
やはり内面が重要で、テクニックだけではダメだということなのだろう。
来年は8月に開催されるそうなので、「「東京春音楽祭・ワーグナーシリーズ」とのバッティング」という問題は回避され、ひとまずは安心である。
全国放送されるということで、各バレエ団とも力を入れていると思うが、前半の2つの演目でいうと、ソリストの木村優里さんと水井駿介さんの踊りが目を引いた。
木村さんの、バレエをするために生まれて来たのではないかと思える恵まれた容姿は「踊るお人形様」という言葉がふさわしく、フェッテも完璧。
水井さんは、最後のソロで野獣のように変貌したところが素晴らしかった。
一般に、ダンサーの「花の命」は短いとされているが、この二人は今が満開の時期という気がする。
この状態が可能か限り長く続いてほしいものである。
ところで、木村さんは、ダンスマガジン2020年2月号のインタビューでも三浦雅士氏から「牧阿佐美の最高傑作」と絶賛されているが、その師から、「『宇宙って何だろう?』という気持ちで踊らなきゃだめよ」とダメ出しをくらった経験があるらしい。
やはり内面が重要で、テクニックだけではダメだということなのだろう。