宮司セクハラ疑惑で2つの第三者委設置へ
「常任総代は、最初に辞任を求めた責任役員と共に、宮司の任免権を持つ神社庁に第三者委員会を設置することを求めている。一方、宮司側の弁護士も午前、会見を開き、別の第三者委員会を設置する事を発表した。」
第三者委員会については、既に「禊」のツールに堕していることが指摘されている(第四者委員会)けれど、この事件ではまた違ったツールとして用いられようとしている。
事実認定を行う機関、つまり「裁判所の代替ツール」である。
ここで気になるのは、2つの第三者委員会への報酬を誰が支払うのかという点である。
神社庁が設置する委員会について、総代らが支払う(何らかの形で負担する)のであれば、第三者委員会がセクハラの認定を行う方向に動くであろうことは容易に想像できる。
対して、宮司側が設置する委員会はおそらく宮司が支払うのだろうから、この反対になるだろう。
人間というものは、お金をくれる人の意向に反することはなかなかできないからである。
そうなると、2つの第三者委員会が異なる結論を出した後で、さらに「第四者委員会」の設置が必要となるかもしれない。
そんなことになるのであれば、裁判所に訴える方が早いように思う。
「常任総代は、最初に辞任を求めた責任役員と共に、宮司の任免権を持つ神社庁に第三者委員会を設置することを求めている。一方、宮司側の弁護士も午前、会見を開き、別の第三者委員会を設置する事を発表した。」
第三者委員会については、既に「禊」のツールに堕していることが指摘されている(第四者委員会)けれど、この事件ではまた違ったツールとして用いられようとしている。
事実認定を行う機関、つまり「裁判所の代替ツール」である。
ここで気になるのは、2つの第三者委員会への報酬を誰が支払うのかという点である。
神社庁が設置する委員会について、総代らが支払う(何らかの形で負担する)のであれば、第三者委員会がセクハラの認定を行う方向に動くであろうことは容易に想像できる。
対して、宮司側が設置する委員会はおそらく宮司が支払うのだろうから、この反対になるだろう。
人間というものは、お金をくれる人の意向に反することはなかなかできないからである。
そうなると、2つの第三者委員会が異なる結論を出した後で、さらに「第四者委員会」の設置が必要となるかもしれない。
そんなことになるのであれば、裁判所に訴える方が早いように思う。