Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

ロースクールにおける人格蹂躙とクソな競争(2)

2022年10月24日 06時30分35秒 | Weblog
小室圭さん 米NY州の司法試験に合格 合格者一覧にも掲載
 「小室さんが日本で勤務していた弁護士事務所の所長で、留学なども支援してきた、弁護士の奧野善彦さんによりますと、小室さんは21日午後、奥野さんに電話で合格を報告したということです。
 小室さんは「今回は合格しました。弁護士の仲間入りができました。本当に先生のおかげです。今後はますます弁護士として研さんを積んでいきたい。本当にうれしいです。ありがとうございます」などと話したということです。

 「小室さんは、眞子さんとニューヨーク州の賃貸マンションで暮らしながら、州内の法律事務所で弁護士の助手として働いていて、今回が3回目の受験でした。

 まずはおめでとうございます。
 それにしても、合格するまで物心両面で支援を続けてきた奧野善彦弁護士と、小室さんが勤務していたニューヨーク州内の法律事務所の対応は、やはり特別というほかない。
 というのも、(10年近く前の情報なので、今でも妥当するかどうかは保証の限りでないが、)日本の大手(いわゆる四大法律事務所)の場合、内定を出したロースクール生が司法試験に合格できなかった場合、内定は即時取り消しとなり、翌年以降待つということはないとされているからである(ロースクールにおける人格蹂躙とクソな競争)。
(ちなみに、これは、私が某大手事務所の採用担当パートナーから直接聞いた話である。)
 この種の「はい、さようなら」型の事務所と、「逃がさない」型の事務所のいずれか二者択一を迫られたとしたら、どうするだろうか?
 私は、やはり奥野弁護士のような人が経営する事務所、あるいはこれまで弁護士助手として雇ってくれていたニューヨークの事務所に入りたいと思う。
 少なくとも、”クソな競争”の渦中で人間性を失ってしまったほかの(一部の)同業者たちとは違うと思うからである。
 もっとも、その前に、司法試験ではない別の”競争”に勝利していることが入所のための条件なのかもしれないのだが・・・。
コメント
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