私の司法試験受験時代 (落合弁護士のブログより)
平日(土曜日含む)は、午前9時から午前10時の間くらいに大学(早稲田大学法学部)へ行き、昔の8号館(今はない)の4階にあった学生読書室(通称「よんどく」、4階にある読書室なので)で席をとり(殺風景な、仕切りのあるブース席が並んでいました)、基本的に、そこで勉強し、時々、学部の講義に出たり、法職課程教室(大学がやっていた予備校のようなもの)の講義に出たりしていました。学生読書室は、通常、午後9時までで、司法試験の前になると午後10時までやっていたので、終了時刻までそこで勉強し、その後は自宅(私は大学から歩いて20分くらいのところにある風呂なし・共同トイレの6畳一間のぼろいアパートに住んでいました)に戻り、引き続き、午前1時か午前2時ころまで勉強していました。自宅に戻ると、さすがに疲れていたので、テレビをちらちら観ながら予備校でもらった資料を整理しつつ読んだり、といった、やや軽めの勉強をしていたように記憶しています。当時、深夜にテレビ朝日でCNNのニュースを紹介する番組をやっているのをよく観ていて、スペースシャトル(チャレンジャー号)の爆発事故が起きた時にも、確か、自宅で資料の整理か何かをしながら実況生中継を観ていて、事故を知り、椅子から転げ落ちるほど驚いた記憶があります(本題とは関係ないですが)。
法曹には、ストイックな人が多い(例外もあり、勉強の反動のせいか、狂ったように酒色に興じる人たちもいるらしい)。だから、気心が通じ易い面があるのは確かである。もっとも、それも近年の合格者にはあてはまらなくなりつつあるが。
落合先生や黒猫さんが批判しているのは、「楽して法曹になろう」という発想からロースクールに入った人たちのことである。世の中にうまい話がないことなど、まともな人間なら分かっているはず。
ロースクール生の就職難は、もはや否定しようのない現実となりつつある。今後も改善は難しいだろう。そして、「楽して生きよう」という発想に染まり、それを相手に見抜かれるような人にとって、従来の「ストイックな法曹」とのコミュニケーション・ギャップは決して埋まることがないだろう。
平日(土曜日含む)は、午前9時から午前10時の間くらいに大学(早稲田大学法学部)へ行き、昔の8号館(今はない)の4階にあった学生読書室(通称「よんどく」、4階にある読書室なので)で席をとり(殺風景な、仕切りのあるブース席が並んでいました)、基本的に、そこで勉強し、時々、学部の講義に出たり、法職課程教室(大学がやっていた予備校のようなもの)の講義に出たりしていました。学生読書室は、通常、午後9時までで、司法試験の前になると午後10時までやっていたので、終了時刻までそこで勉強し、その後は自宅(私は大学から歩いて20分くらいのところにある風呂なし・共同トイレの6畳一間のぼろいアパートに住んでいました)に戻り、引き続き、午前1時か午前2時ころまで勉強していました。自宅に戻ると、さすがに疲れていたので、テレビをちらちら観ながら予備校でもらった資料を整理しつつ読んだり、といった、やや軽めの勉強をしていたように記憶しています。当時、深夜にテレビ朝日でCNNのニュースを紹介する番組をやっているのをよく観ていて、スペースシャトル(チャレンジャー号)の爆発事故が起きた時にも、確か、自宅で資料の整理か何かをしながら実況生中継を観ていて、事故を知り、椅子から転げ落ちるほど驚いた記憶があります(本題とは関係ないですが)。
法曹には、ストイックな人が多い(例外もあり、勉強の反動のせいか、狂ったように酒色に興じる人たちもいるらしい)。だから、気心が通じ易い面があるのは確かである。もっとも、それも近年の合格者にはあてはまらなくなりつつあるが。
落合先生や黒猫さんが批判しているのは、「楽して法曹になろう」という発想からロースクールに入った人たちのことである。世の中にうまい話がないことなど、まともな人間なら分かっているはず。
ロースクール生の就職難は、もはや否定しようのない現実となりつつある。今後も改善は難しいだろう。そして、「楽して生きよう」という発想に染まり、それを相手に見抜かれるような人にとって、従来の「ストイックな法曹」とのコミュニケーション・ギャップは決して埋まることがないだろう。