Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

ノロウィルスの脅威

2006年12月08日 20時46分22秒 | Weblog
ノロウイルス猛威…感染性胃腸炎、25年間で最大流行
 バーディーも先々月、ノロウィルス感染で1週間近く体調不良であった。その発症は突然である。夜中、腹痛の余り目が覚めてトイレに行く。だが、出るのは液体のみ。「飲みすぎたかな?」と思いつつベッドに戻るも、しばらくしてまた猛烈な腹痛。・・・こんな調子で、一晩で数十回トイレに起きることになる。
 胃腸が空っぽになったので安心して登庁すると、何も食べていないのにまたもや下痢である。さらに、脱水症状のせいか、頭痛がして眠気を催す。水を飲んでも吐き気がする。どうにもたまらず午後半休をとる。
 ・・・こんな調子だったが、絶食の一方で水分補給を怠らなかったら、約1週間で全快したのみならず、3キロぐらい減量できて、体調は快適となった。
 「雨降って地固まる」、だが、二度とこんな目には遇いたくない。
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刑事弁護の真実

2006年12月08日 07時44分29秒 | Weblog
刑事事件から離れて思うこと。(PINEさんのブログより)
 自分が弁護人をつとめ執行猶予付きの判決を得た被告人が、釈放後、そう時間を置かずに、再び逮捕されるという経験それ自体は、何回もしている。その都度、むなしさを感じたが、割り切ってきた。だが、さすがに殺人未遂となると、つらいな。
正直に言うと、私は、弁護士になって今まで、多い年で年間20件程度刑事事件を扱ってきたが、一度も「良かった。」という思いをしたことがない。言い換えれば、刑事事件で充実感を味わったことがない。


 むむ。確かに、ドラマに出てくるような「冤罪事件」はめったにない。そのような事件で無実の被告人を救うことを目指して刑事弁護を志したのだとすれば、それは全く現実を見ていないと言わざるを得ない。
 刑事裁判の現場では、弁護人の多くに諦念のようなものが漂っている。被告人にだまされるというのは、さすがにいやなものなのだろう。ましてや、弁護した被告人が社会復帰後すぐに殺人未遂事件を起こすとは!
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雪山遭難事件で父のみ死亡(オレゴン)

2006年12月07日 23時13分44秒 | Weblog
James Kim’s body found in canyon; he had left stranded family to seek help
 Kim’s wife, Kati, 30, and their daughters Penelope, 4, and Sabine, 7 months, were rescued Monday as they were leaving their car to find help themselves. She told officers that the couple made a wrong turn and became stuck in the snow nearly two weeks before. They used their car heater until they ran out of gas, then burned tires to stay warm and attract attention. With only a few jars of baby food and limited supplies, Kati Kim nursed both children.

 車が雪の中で立ち往生したため、亡くなったキムさんの奥さんと2人の娘は、父が外に助けを呼びに出てから2週間もの間、車中でガス欠になるまで暖房を出し続け、その後はタイヤを焼いて暖を取ったという。
 発見の決め手は奥さんが持っていた携帯電話の発信。受信基地の場所から遭難場所が割り出された。
 それにしても、家族のために助けを求めて雪の中8マイル(12.8キロ)を歩いたあげく力尽きたキムさんの無念は察するに余りある。合掌。
 
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リトビネンコ氏の葬儀

2006年12月07日 22時16分04秒 | Weblog
 BBCの続報:Funeral for ex-KGB spy Litvinenko
 
Mr Litvinenko, who reportedly converted to Islam shortly before his death, is believed to be having a private Muslim funeral at a mosque.

Mr Lugovoi is also expected to be interviewed in Moscow.Russian officials are expected to conduct the interview but British detectives will be in attendance.


 死の直前にイスラム教に改宗したといわれるリトビネンコ氏は、モスクでイスラム式の葬儀に付されるものと見られている。

 …嫌疑のかけられているルゴボイ氏もまたモスクワで取調べを受けるものと見られているが、ロシアの捜査官が、イギリスの刑事の立会いの下で取調べを行う予定である。

 元KGB職員でリトビネンコ氏の発症直前に接触のあったルゴボイ氏が「重要参考人」と見られているが、ロシア政府が取調べを行うため、まともな捜査になるのかどうかは疑問といえる。

 
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「民活」刑務所とその限界

2006年12月06日 07時19分21秒 | Weblog
ボツネタ経由の記事:
受刑服に無線タグ・鉄格子なし、「民活」刑務所を公開
法務省は4日、刑務所としては全国で初めてPFI方式で設置する山口県美祢(みね)市の「美祢社会復帰促進センター」を報道陣に公開した。民間のノウハウや新技術を導入した同センターは、来年2月ごろ完成予定。5月から初犯の男女500人ずつの収容を始める。同センターは、国が同市内の工業団地約28万平方メートルを約9億円で購入。セコム、清水建設などでつくる企業「社会復帰サポート美祢」が建設し、20年間運営する。建設・運営費は合わせて約517億円。PFI方式により、国の支出は約48億円削減されるという。景観に配慮し、センター周囲はコンクリート塀ではなく高さ3・5~4・5メートルのフェンスや赤外線センサーで囲む。収容棟の居室の窓には鉄格子はなく、強化ガラスを使っている。 

 過剰収容の問題から、PFI形式等による刑務所業務の民間委託が脚光を浴びている。予算・人員の制約を克服して過剰収容に対処しようというのである。
 だが、一方で、民間ゆえの限界もある。それは、検閲などを含む処遇の分野である。また、姉歯建築士による耐震構造計算書偽装事件(建築関連許認可の民間委託が発端)にみるように、公的業務の民間委託に対しては、批判的な見方も増えてきているようである。
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倹約遺伝子

2006年12月05日 20時19分15秒 | Weblog
倹約遺伝子
とは、家森幸男先生によると、
食べたものをできるだけ効率的に栄養として蓄積しようとする遺伝子のこと。飢餓などに悩まされていた時代には生存に有利な遺伝子であったが、飽食の時代にはかえって肥満や生活習慣病をもたらし、逆に生存に不利な遺伝子となっている。日本人は欧米人に比べて飢餓の時代が長かったためか、倹約遺伝子を持つことが多く、肥満や糖尿病の急激な増加の要因になっていると考えられている(「長寿の謎を解く」p122)。

 やや違った観点からの話だが、日本人の大腸がんが急増している。その原因としては、食生活の欧米化が挙げられるが、そもそも日本人は、遺伝のためか欧米人より長い腸を持っているため、たんぱく質が腸内で腐敗し易いことも一因となっているという説がある。
 誰も遺伝には勝てぬ。
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弁護士2007年問題の背景

2006年12月05日 07時15分31秒 | Weblog
弁護士未登録者大量発生?(ヤメ記者弁護士のブログより)
 今年司法研修所を卒業して、弁護士資格を得た人のうち、かなりの人数が弁護士会に登録をしていないという噂を聞いたが本当だろうか?法律事務所に就職できなかったから、弁護士会への入会費や毎月の会費の負担にたえられず、登録していないと言うのだ。弁護士は、登録をしていないと弁護士業務ができない。もし、この噂が本当だったら、これ以上、弁護士を増やし続ける必要があるのだろうか?どなたか、正確な情報をお持ちの方は、教えてください。
 弁護士の数を増やし、過当競争させることは、企業にとって安くつかえるとともに、政府にとっても、小うるさい弁護士会を、その勢力を企業法務を中心とする弁護士や人権活動をする余裕のない弁護士に移すことで、骨抜きにできるという一石二鳥のうまい策だ。


 ふむふむ。バーディーは、この辺の政治的な背景については良く知らないが、一庶民としては、弁護士会の政治色の強さに対して与党の政治家が反感を持つというのは理解できる。だが、法曹人口拡大策には、様々な人たちの思惑が交錯していて、一つの要因では説明しきれないというのが実際のところではないか。

 
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愛国心

2006年12月03日 19時14分24秒 | Weblog
 最近、いじめ自殺やタウンミーティングなど、文部科学省関連の良くないニュースが多い。だが、内閣府に出向していた友人の話では、教育基本法改正に絡んで、マスコミが文部科学省をターゲットにしているのではないかという。
 確かに、今般の教育基本法改正については、愛国心の涵養などのポレーミッシュな論点が盛りだくさんであり、これをマスコミが批判的に論じるのももっともではある。だが、より根本的な問題として、バーディーは、愛国心というものが何なのか、はっきり分からないのである。
 例えば、ロシアの元スパイ:リトビネンコ氏は、プーチン大統領批判の急先鋒だったが、かといってロシアを愛していなかった訳ではない。祖国を愛するがゆえに、大統領を批判していたのかもしれない。要するに、国を愛しつつ、政府を憎む場合もあるのである。
 また、よく言われるように、国家と民族とが必ずしも一致するわけではない。その端的な例は、北朝鮮の制裁をめぐる韓国国民の複雑な感情にみることができよう。同じ民族だが、分裂国家であり、朝鮮戦争ではお互いに殺戮し合った仲である。だが、北朝鮮は、「民族統一」というスローガンの下に、韓国を篭絡することを狙っているかのようである。
 ・・・ちなみに、私には、アメリカ人や中国人の友達がいるし、アメリカ人や中国人及びその民族性が好きでもあるが、現在のアメリカ政府や中国政府は好きではない。日本については・・・。
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ミニ核兵器:ポロニウム210(その3)

2006年12月02日 11時09分05秒 | Weblog
 NBCの続報:Two more test positive in ex-spy’s poisoning
 亡くなったリトビネンコ氏とすしバーで会食したスカラメッラ氏からも放射能が検出された。ただし、スカラメッラ氏は、
すしを食べておらず、水を飲んだだけ
らしい。
 ふーむ・・・。
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ネット検閲

2006年12月02日 10時57分00秒 | Weblog
ウィキペディア中国語版も歴史を歪曲(朝鮮日報)
 例えば毛沢東について、英語版ウィキペディアでは「中国に共産国家を建設した軍事・政治指導者であり、数千万人の無実の中国人らを死に追いやった大量虐殺犯として記憶されている人物」と紹介されている。しかし、ウィキペディア中国語版での毛沢東に関する記述はこれとはまったく異なっている。中国語版では、「中華人民共和国や中国共産党、人民解放軍の主要な創設者および指導者の1人であり、大躍進運動や文化大革命のような政治運動を展開し、世界に大きな影響を及ぼした人物」として描かれている。一方、毛沢東の汚点として挙げられる1950年代から60年代にかけての大量粛清や、大飢饉(ききん)による犠牲者を多数出したことに関する記述はどこにも見当たらない。こうした記述の差はまた、天安門事件や大躍進運動、文化大革命のような敏感な歴史的事件の記述にもそのまま現れており、まるで自主検閲でもしたかのように英語版とは異なった内容を掲載している。

 ゴードン・チャンが指摘するように、インターネットは中国崩壊の引き金になるのだろうか?

 
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