Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

添削指導

2007年12月11日 23時00分24秒 | Weblog
 司法研修所の元教官が、任期を終えた感想を業界雑誌に投稿していた。そこで元教官、「添削指導の重要性」を力説していた。研修所では伝統的に、起案を真っ赤に添削する指導方式がとられている。これは、教える側にとっては非常に手間のかかる作業だが、教わる側にとっては何物にも代えがたい貴重な財産となる。
 かくいうバーディーも、指導担当弁護士からファックスによる指導を受けながら、刑事弁護をしているのである。
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傍聴人

2007年12月11日 08時11分21秒 | Weblog
 先日、証人尋問のため法廷に入ると、傍聴席が満員となっている。しかも、みなスーツを着た人ばかりである。もちろん当事者の関係者ではない。そうだとすると、修習生かな?と思いつつ胸のバッジを確認するが、誰もバッジをつけていない。そうすると、彼ら(彼女ら)は修習生ではない。
 怪訝に思いつつ、裁判官から何らかの説明があるやもしれぬと期待していたが、結局最後まで説明はなかった。
 ・・・一体あれは何?平日の昼間に大勢集まって何をしに来たのだろう?
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浦島太郎

2007年12月10日 07時25分18秒 | Weblog
 たまたま高校時代の元同級生と会社の元同僚と話す機会があった。そこで気付いたのは、会社には「開放組織型」と「閉鎖組織型」とがあるということである。
 高校時代の元同級生は、現在商社マンだがコンサル3社を転々としたツワモノ。話題豊富だし、好奇心旺盛である。ところが、会社の元同僚は、ここ数年多忙な部署におり、かつ、狭い人間関係の中で生きているせいか、話題は会社の中の人間関係のことばかり。バーディーはやや失望してしまった。
 やはり、閉鎖社会にいる人間、特に一日中デスクワークに追われていると、自分の属している組織が「閉鎖組織」であること、ひいては、自分自身も浦島太郎のようになってしまっていることを自覚することが難しいのだろう。
 ・・・かくいう私も、外部の人間と接する機会がだんだん少なくなりつつあるのだが・・・。
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贅沢な悩み?

2007年12月09日 23時05分05秒 | Weblog
弁護士の平均年収は772万円?

 落合弁護士のブログ。
 先生も言うとおり、「志は高く、生活は堅実に」しないと、人並みの生活すら危うい職業であることは確かである。
 ちなみに、バーディーは先週、母から借りた生活費をようやく完済した。
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タイミングが悪い

2007年12月09日 19時04分21秒 | Weblog
 代用監獄、すなわち警察署の留置管理係で接見する際には、タイミングに気をつかう。たとえば、平日の昼間などは、被疑者の家族が接見に来ていて待たされることも多いからである。このため、平日の夕方遅くや休日を狙って接見する弁護士が多い。
 ところが、これも問題がある。なぜなら、今度は、午後6時代を狙って接見に赴く弁護士が結構いるからである。バーディーも最近3回のうち2回弁護士とバッティングしてしまった。待つことがいやな私は、1時間以上かかると言われると、帰ってしまうのである。
 これに比べて、東京拘置所は便利である。接見室がたくさんあって、バッティングすることがないからである。
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供給は需要を作り出す?

2007年12月08日 08時57分04秒 | Weblog
日弁連総会、新人会費減額に紛糾 法曹3千人計画に批判(落合弁護士のブログより)
 現在の3000名態勢は、需要と供給の関係では、まだまだ前者に対して後者が追いついていない、競争が激化する中で不適格者は淘汰されて行くはずである、結局は市場を信頼し市場に決めてもらうべきである、という、「牧歌的な」考え方に基づいて決められたものと私は理解しています。牧歌的に決められ、実現されたものですから、実現後に、急に、それも日弁連が悲観的になり、会費の減額を行う、というのは、やはり、おかしな話で、そもそもの趣旨にも合わないでしょう。

 「供給は需要を作り出す」とは、経済学では有名な「セイの法則」である。ところが、落合弁護士は、そのような発想は、日本の法曹界においては「牧歌的」考え方であると一蹴する。
 イソ弁、タク弁が続出する現状を見れば、おそらく落合弁護士の見方が当たっているのだろう。問題は、これから、そのツケを依頼者等が払わなければならないということだ。
 さて、日弁連は、旧60期の就職について、「今期は解決」という見解を打ち出しているようである。
弁護士の就職難、「今期は解決」宣言 日弁連
 だが、弁護士登録をしていない17人以外に、二回試験に合格できなかった71人(もちろん、登録していない)がいることをどう見ているのだろうか。
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信用してたのに・・・

2007年12月07日 21時18分24秒 | Weblog
う-ん,民法学者は要件事実がわかっていないのか・・(ボツネタより)
好美清光教授によると,次のようになるそうです(新版注釈民法(7)183頁)
承継取得の要件事実
1 売買契約の成立
2 引渡し

これに対する抗弁

1 前主が無権利であったこと
2 即時取得の実体要件の不存在


 うーむ。好美先生、これはまずいでしょ・・・。
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権力は腐敗する

2007年12月07日 08時35分16秒 | Weblog
太田房江・大阪府知事、3選不出馬を正式表明(YOMIURI ONLINE)
太田知事を巡っては、政治団体「太田房江を支える東京の会」が2004年8月~07年8月、母親宅やおい宅を事務所の所在地として、計約223万円の事務所費を計上していた問題が11月に発覚。中小企業経営者らの任意団体「関西企業経営懇談会」の会合に03年4月~07年9月、11回出席し、計880万円の講師謝礼金を受け取っていた問題も判明した。

 金額だけみれば、前防衛省事務次官より多額だし、やり方も目立つ。
 清新なイメージで登場した太田知事も、8年権力を握るとこのありさまである。裏返すと、自治体の首長の権力はすさまじいということなのである。
 実際、国会議員を辞めて知事に転身する人は多い。「陣笠」(古い表現!)に甘んじるくらいなら、地方のボスになった方がいいのは明らかである。
 さて、気になる知事候補だが、西川きよし氏が出馬を固辞している現状では、やはり官僚OBがやってくるのか?
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老人はウソをつかない?

2007年12月06日 08時13分05秒 | Weblog
 弁護士が使う手段として、かなり年配の方を証人申請して尋問するというやつがある。これは、老人はあえてウソをついてまで訴訟に勝とうなどという「欲」が少ないという一般的な見方(そんなものがあればの話)を活用するものである。要するに、老人にはウソをつく動機が乏しいだろうというわけである。
 実際、それは概ね正しいと、バーディーは思う。私自身も、残り少ない人生を、「ウソをつく」などという空しい行為によって浪費したくはないと思うからである。
 もちろん、以上とは別に、長く生きた人に対する本能的な敬意というものもあるだろう。
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最初が肝心

2007年12月05日 07時46分48秒 | Weblog
 研修所の弁護教官いわく
「ボスはキミたちの最初の1,2件の仕事ぶりを見て、キミたちの器を見抜いてしまう。だから、最初から死に物狂いで仕事をせよ」
と言った。至言である。
 サラリーマンの場合、「最初の数年間はうだつのあがらない社員だったが、部署を移ってからは大化けした」などという逸話を結構聞く。だが、プロフェッションの場合、全く事情は違う。初めから頭角を現さないといけないのだ。
 
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