Don't Kill the Earth

地球環境を愛する平凡な一市民が、つれづれなるままに環境問題や日常生活のあれやこれやを綴ったブログです

エスケープ・ルート、または保険

2007年12月16日 21時40分20秒 | Weblog
サブプライム「逆張り」で4480億円の利益=米ゴールドマン・サックス(時事通信)
 
 アメリカの前財務長官はGS出身、ということは、サブプライム戦犯の一人ともいえる。だが、GSにはサブプライムの「逆張り」をしていた先見の明のあるグループがいて、会社全体での損失を最小限に食い止めたということのようである。サブプライムが失敗しても大丈夫なように、一種の保険をかけていたのである。
 ところで、山登りの好きな人なら、「エスケープ・ルート」を確保することの重要性を痛感していることだろう。いつでも退避できるような道を選ばなければ、命にかかわるのである。
 これは、どこの世界にも当てはまると思う。法曹にとってもそうなのだろう。
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文読む年末

2007年12月16日 18時11分12秒 | Weblog
 本屋に行く度につい文庫本を買ってしまうため、バーディーの机の上には文庫本が山積みとなっている。いわゆる「積読」である。これではいけない。年末は在庫を整理せねば、と思うのであるが、そう思いつつもやはり足は本屋に向かってしまう。
 ところで、つい先日気付いたのだが、新潮文庫のアルベール・カミュ作品の装丁が若干変わり、字体もなんとなく大きくなっているようなのである。例えばペスト 。カバーが銀色なのは私の高校時代と同じだが、表紙に小説の舞台となったアルジェリアのオランの町並みが描かれているのは初めて見た。
 ・・・それで、早速買って17年ぶりに読んでみるか、という気持ちに一瞬なったがやめた。冒頭に述べたように、またもや在庫と化してしまうのが勿体ないからである。
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佐世保銃乱射事件について

2007年12月15日 21時52分52秒 | Weblog
佐世保乱射:馬込容疑者 7、8年前から奇妙な言動(毎日新聞)
 この男性は、馬込容疑者から「あんたが悪口を言うから、就職できない」と苦情を言われたこともあった。事件のニュースを聞いて、すぐに馬込容疑者の顔が浮かんだという。

 典型的な被害妄想である。
 だが、精神疾患を発症したのが7~8年前=30歳前後だとすると、統合失調症の可能性は低いのではないかと思われる。そうすると、覚せい剤などの薬物中毒か?
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症状別上司との付き合い方-肝臓病

2007年12月15日 21時34分29秒 | Weblog
 バーディーの元勤務先は全国展開の転勤稼業。半年から1年周期で上司が入れ替わる。そうすると、いろいろな上司の下につくことになる。上司の中には、持病を抱える人も多い。
 辞めた時の直属の上司は、慢性肝炎を患っていた。だから常に薬を飲んでおり、検査結果に一喜一憂していたのである。そこで気付いたのは、肝臓病の人は些細なことですぐ怒るということである。
 実は、この上司がその支店にいた3年半の間に、私を含め5名程度の職員が、退職、希望による短期間での異動、または入院を経験している。転勤してみて実感したのだが、その原因は上司のかんしゃく・言葉の暴力にあったのである。
 肝臓病と情緒不安定(特に怒りっぽさ)とは、漢方の世界では常識となっている。以下は実際に肝炎を患った方の述懐である。
肝臓の悪い人は怒りっぽい??
 タマゴが先がニワトリが先かの話になりますが、怒るから肝臓が悪くなり⇒易疲労性によりイライラする⇒怒りっぽくなるから肝臓が悪くなる⇒よけいイライラする、、という無限ループにはまり込むのでしょうか。
 イライラは以前よりはずっと減りましたが、突然つまらないことでプチっといくときがあるのが困ります・・・今日もクレジットカードの申し込みで、カード会社の人が会社の電話番号を尋ねるために何度も何度も携帯に着信入れていたのがずっと気になっていたようで、今日やっと電話を取れた時にその内容が
「フリーダイアルではダメなんで、ちゃんと普通の番号を調べてください」
と言われ、そんなん知らんし・・・と思った瞬間、
「じゃあ、カードいりませんから、申込書破棄しておいてください」
と言ってしまってた自分に、なんて短気な・・・と後で散々後悔してる自分がいました。


 肝臓病の上司を持つ部下としては、とにかく上司を刺激しないことが肝心である。特に、イライラが昂進する午前中は極力会話をしないこと。また、肝臓の悪い人は食後眠くなる傾向があるので、食後1時間も打ち合わせなどしないこと。
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医者もワーキング・プア?

2007年12月15日 10時14分17秒 | Weblog
 先日、仕事の関係である病院に行ったら、
「ウチは電話受付に人員を配置する予算がないので、予約は全部ファックスなんですよ。儲けが少ないのでネ」
といわれ、唖然としたことがある。
 ファックスで予約するので、いつが空いており、いつが先約で埋まっているのか分からない。勢い、第3希望くらいまで日時を書いて送ることになる。
 それにしても、弁護士がサラリーマンより儲からないことに気付いたまではよいが、医者にまで「ワーキング・プア」の流れが波及しているとは、暗澹たる気分にさせられる。
 ・・・かたや、昨年の米ゴールドマン・サックス社員の平均ボーナスが7300万円、新入社員にボーナス1200万円などという話を聞くと、やはり世の中間違っているという気がしないでもないのである。
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貧困の30代

2007年12月14日 08時05分18秒 | Weblog
【オトコ魂】30代独身オトコの専用サイト(livedoor news)
 若者はお金がない。年齢別の世帯割合は30歳未満が7.3%、30代が15.1%、40代が17.1%であり、全世帯のほぼ4割を占める(2004年度集計。以下、三井トラスト・ホールディングス「資産富裕層の実像に迫る」より引用)。しかし資産分布状況を比較すると、負債を除いた純金融資産の所有率は、40代以下の合計がわずか2.2%。30代が0.6%、40代が3.2%、30歳未満に至っては-1.6%である。ちなみに1994年の40代以下の世帯数は51.1%、純金融資産の所有率はちょうど20%だった。この10年で若い世代の富が大きく高齢者へと奪われた格好だ。

 ボツネタで発見した記事。世代間格差はもう一つの「格差」である。
 若い世代の富が高齢者に移転しているとは、所得の再分配政策が間違っていたのだろうか。しかも、高齢者は古今東西余り消費しない。
 これじゃあ日本が衰退に向かうのは必至だろう。
 ちなみに、かくいう30代のバーディーも金がない。
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ゼロサム・ゲームと訴訟

2007年12月14日 07時38分43秒 | Weblog
弁護士でプロの囲碁棋士、預金着服の疑いで懲戒処分(asahi.com)
東京弁護士会(下河辺和彦会長)は12日、所属する笠井浩二弁護士(60)を業務停止2年とする懲戒処分を発表した。笠井弁護士はプロの囲碁棋士(七段)。日本棋院の監事も務めているが、同院によると同日付で辞任届を提出したという。

 言語道断の行為だが、よほど金がなかったのか。
 囲碁といえば、元裁判官の木谷明氏(現法政法科大学院教授)は有名な木谷一門の生まれ。囲碁と法曹界はどこかつながっているようである。
 確かに、囲碁に限らずチェスや将棋などのゼロサム・ゲームと訴訟は、裁判官という判定者の有無の点を除き、ゲームの基本的な構造が同じである。端的にいうと、どちらも相手の「手」を読んだ方が勝つのである。
 ・・・久しぶりに「将棋世界」を買って読むか。
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国選弁護争奪戦

2007年12月13日 22時28分23秒 | Weblog
 今日、ボスから「国選弁護はどうやって取ってくるんだ?」との質問があった。法テラスは法務省管轄ゆえ、国選は決してやらないと断言している元全共闘世代のボスである。
 新人弁護士が義務で行う国選は、午後3時に法テラス(弁護士会館3階)で記録閲覧を抽選で決めた後、各自が事件を取っていくシステムになっている。要するに早い者勝ちである。
 第二東京弁護士会だと、毎日5~6件の事件があるが、大体すぐに「買い手」がついてしまうようである。それほど弁護士過剰で相対的に仕事が減っているのだろう。
 事件の種類としては、覚せい剤事犯の初犯やオーバーステイなどの1回結審・執行猶予が見え見えの事件は取り合いとなる。だが、自尊心のある弁護士は、たまには難しい事件をやりたくなるようである。
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読むべき本

2007年12月13日 07時37分20秒 | Weblog
 実務の世界に出てからも、勉強は重要である。医者や弁護士のように専門的知識が要求される職業であればなおさらである。
 そこで、バーディーはできるだけ1日1時間は勉強の次官を確保するようにしている。目下、読んでいるのは、司法研修所編「民事訴訟における事実認定」(法曹会)である。弁護士会館の書店に山積みされていて、すぐ購入した。
 今のところ、各論部分を拾い読みした程度だが、売買、消費貸借などにおける重要な間接事実を裁判例から抽出してあり、「刑事事実認定」の民事版といった感じ。訴状・準備書面の作成のみならず、尋問でも使えそうである。
 やはりまだまだ勉強が必要。
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シングル・アゲイン

2007年12月12日 07時45分37秒 | Weblog
 シングル・アゲインはバーディーの好きな竹内まりやの曲である(元はアメリカの流行語だったらしい)。最近会社の元同僚と飲んでふと思い出した言葉である。
 われわれ平成8年入社組は、いわゆる就職氷河期世代。職を得ることが難しい時期に社会に出ると、自ずと他の世代とは価値観が異なってくる。最も特徴的なのは、離職率と独身率が高いこと。同期約50名のうち、辞めたのは15名、独身も3割近くいる。
 他方、氷河期世代の離婚率については、詳しいことは分からない。わが社に限っていうと、世間一般よりも低いと思われる。何しろ、社内結婚が6割を超えているのだから。
 元同僚との酒飲み話に戻ると、入社した年に大恋愛の末結婚した同期が、なぜか独身・単身寮に入ってきたので、怪訝に思って理由を訊ねると、ポツリ「離婚した」だったそうな。しかもその同期は、離婚後約1年で地方に転勤となった。当然単身?赴任である。
 ・・・シングル・アゲイン、というのは結構きついのだろうな、と思うとともに、竹内まりやの曲をしみじみと聴く今日この頃であった。
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