涼しくなって急に、夏に何も考えなっかたり
本を読んでいなかったことに不安を感じて
いつだったか新聞の書評に出ていた(?)本を読んだ
「重力とは何か」
アインシュタインから超弦理論へ、宇宙の謎に迫る
大栗博司著 幻冬舎新書
文字通り重力のお話
自然界に存在する4つの力のうち重力に絞って
話を進めているが、この手の本は久しぶりで
手こずってしまった
正確な知識に至るまでの細かな読み方はしなかったが
おぼろげでも全体像はイメージできて
それが、面白かった
本の半ばにハリウッド映画のスターが
E=mc2
の現実的な意味を教えて欲しい(?)みたいなことを
述べたエピソードが載っていたが、まさにその通り
抽象的な数式の世界を上手に現実の世界に翻訳する
方法があれば、知りたいものだ
以前、夢が叶うとしたら
この世界の始まりとか、素粒子の話を
研究の当事者としてしゃかりきに考えることが出来ればいいな!
と思ったりしたが、解説書を読んで分かるより
その現場にいる人間として存在したいな
と思ってしまう
と言っても、ないものねだりは諦めて、、、
仕方ないから以前ほっぽり出した
「ワープする宇宙」など再度挑戦しようかな
それとも、別の分野で今西錦司の「生物の世界」を読んで
日本人らしい感性の自然観、生物間を味わってみようかな
いずれにしても、秋になってようやくエンジンがかかってきた
(と思いたい)