レット・イット・ビーと明日に架ける橋
ヘイ・ジュードとボクサー
それぞれビートルズとサイモンとガーファンクルの名曲だが
共通点は?
最初の2曲はピアノで始まっていること
次の曲はエンディングが何度も繰り返されていること
こんな風に書いてしまうと似たようなものだけれど
随分違う(当たり前だけれど)
それぞれの曲が出た頃からずっと思っていることがある
ヨーロッパとアメリカの違い
あるいはバッハとマーラーの違い
歴史の中から生まれた美しいメロディ(レット・イット・ビー)と
いい意味でのショウビジネスからうまれたヒット曲(明日に架ける橋)
生み出されたから時間がたって今こそ正当な評価がなされるかもしれない
エンディングの印象的なヘイ・ジュードは
4つの音がバッハの通奏低音みたいに繰り返される
ボクサーはマーラーのシンフォニーみたいに響きあう
だからどうした?
そう、ただそれだけ!
そんな風に感じただけ
でもこんな風にあれこれ考えるのは案外楽しい