パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

自分の居場所

2013年12月04日 20時08分31秒 | あれこれ考えること
今更自分探しをする年齢でもないが
それでもいくつになっても他人と比較しては
自分が心地よくいられる姿を考えてしまう

時々、ここには自分と同じ種類の人間がいる
と感じることがある
そんな風に感じるのは普段が自分とは(感じ方が)
違うタイプの人達と多く接しているせいかもしれない
そんな時、ここは自分のいる場所ではない
と思うわけなのだが、反対の心地よさそうな場所というのは
とりあえず具体的にはコンサート会場はその一つ

と言っても、この間のポール・マッカートニーのライブとかは
少し違う
コンサートはコンサートでもクラシックのそれのほうが
自分と似た人を感じることができる

それがあまり著名な演奏家でファンが無闇矢鱈と集まるような時とか
ラ・フォル・ジュルネの様なコンサートでは
残念ながら感じることは出来ない
(単にその時の精神状態の違いにすぎないかもしれないが)

自分が心地よい場所、自分の居場所
それは言い切ってしまうならば、空想の世界を作ることが出来る世界
と言っていいかもしれない

確かに自分は、あまり良いことではないかもしれないが
実生活にはあまり関心がない
貪欲にお金を稼ごうとか、有名になりたいとか、異性にもてたいとか
そんなことはあまり思ったことはなかった
その他の頭の中で起きていることにしか興味がなかった
と言っていいかもしれない
そしてその為に家族には少し批判的に思われてきたが
それでもこの歳までそのまま生きていると
個性の一部と半ば諦めて認められる様になっている

ところで、自分の居場所をこんな風に自覚しているのであったら
もう少し、生産的なものにしなきゃダメなんだろうけど
そこが出来ないところが平凡たるゆえん

少しだらしないし、情けないかもしれないが
これもまた人生!
ってところかもしれない

しかし、どうにもならないことを
グダグダ考える(思うこと)は楽しい
コメント
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