トランプさんの弾劾裁判が上院で始まった
遠いアメリカのことだが、フト我が市で起きたことを思い出した
それは「既に大統領の地位にいない人物を罷免するようなことは憲法違反か否か」
の議決を行ったところ、上院は「合憲」と議決としたことに関係することだ
(大統領の地位にいない人を罷免することは法的に問題ないということ)
我が市では昨年の初めころ、まだ予算が決まっていない段階で、一部の市民から
利用者が圧倒的に少ない新城・名古屋直行バス「山の湊」号の運行停止の請願が
市議会に(市長にも)提出された
この請願は総務消防委員会で話し合われることになったのだが、そこでは
「まだ予算案が提出されていないし、了承もされていないのでバスは走っていないことになる
その走っていないバスを運行停止することはできない」
との理由で、請願は採択されず、「気持ちはわかるが、、、」の趣旨採択という形に落ち着いた
請願者がどのバスを運行停止して欲しいかは、常識的に誰でもわかる
しかし、請願の文章上のミスを取り上げて(言わんとすることが分かっていても)
このような結果を出したことは、一般人には理解し難いことだった
厳密に進めていくことは大事なことだが、背景にある認識を考慮せずに
ただ目前の文章の解釈のみで物事を進めていくのは、少しばかり抵抗感がある
特に相手が素人の場合、「彼らは何を言わんとしているか」を想像しないで
判断を下すというのは、どうなんだろう
ということで、判断を下す役割の方々には、文章の背後にある認識を踏まえた上で
結論を出していただきたいものだ
と同時に声を上げる市民も少しづつ賢くならねば!