パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

奈良公園の鹿を蹴ったのは、、、

2024年07月25日 16時06分37秒 | あれこれ考えること

数日前、奈良公園の鹿を足蹴りした動画をX(旧ツイッター)で見た
そこには鹿を蹴っているのは中国人と断言されて
そのために、良いねのアクションが多かった

だがその動画を見てのアクションの中には「邪魔だ」と日本語を話していることや
蹴った人物がベルトにいくつもの鍵の束をぶら下げていて、
生活者としての日本人は予想されるもので、少なくとも旅行者としての中国人ではない、、
との冷静なアクションもみられた

それを行ったのは日本人か中国人かわからない状態で中国人の仕業というのは
関東大震災のときに「韓国人が井戸に毒を入れた」というデマと同じようなものだ
そのために韓国人は失わなくて良い生命を終えた人もいた

最近のこの国は、左翼(パヨク)という言葉で
自分たちと少し考え方が違う人々を徹底的に蔑視する人たちがいる
なんでそこまでするのかな、、と自分の理解を超えているが
これらの人々は先日取り上げた「モッブ」(暴徒)という人々だ

他人を貶めて、自分を高い立場の人間としたいのは心理的には
ありうるかも知れないが、そんなことをしなくても
自分が自分らしい人間と信じることができないのは
きっと満たされていないからだろう

日本はストレスの多い国になっているのだろうか




 

 

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本を読んでいない人

2024年07月25日 09時03分12秒 | あれこれ考えること

思い切り偏った話
でもいくらかの真実があるかも知れないとも思う

不意に変なことを思いついた
トランプさんはきっと本を読んでいないだろう
仮に読んでいるとしても、それビジネス本とハウツウ物で
いわゆる古典と言われるものは読んでいないと想像した

そして本を読んでいない人は、あのような人物をつくる
というのが紛れもない事実のように思えてしまった

トランプさんを支持する多くの人もやはり古典を
読んではいないかも知れない
そのような人々は、古典の知識を知ったかぶりに話す知識人なるものを
知識人故に嫌う反知性主義に至ると想像した

もちろんこれは個人的な思い込みに過ぎない
だが本の効能は、多くの人が述べている
例えば3万冊の本を読んだがすべてを忘れている人と
全く本を読まなかったひとと比較すれば、
その違いは明らかに存在するというのがそれだ

どこか心のなかに沈潜した大事な何かは
なにかの時にフッとその姿を現す
その何かこそが、いつの間にかその人の個性となっているものだ

ということで、夏休みの読書は若い人にとって大事なものだと思う

ところで昨年、岸田さんは夏休みに本屋に行って
ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」を購入したとの報道があったが
それを読了できなかったとの後追いの報道もあった
彼ならそうかも知れない、、と思ってしまったのは、ちょいと残念なことだ

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