京都の日帰り旅の申込みをしただけでどこかウキウキしている
精神衛生には適度な外出は必要なのだと実感する
京都の旅の予習ではないがこの本を引っ張り出してきた
渡来の人々、京都太秦にも関係する秦氏に関する専門書だ
蚕ノ社の3柱鳥居も、松尾大社も、伏見稲荷との関係もこの本で知った
覚えていることのおさらいのつもりで読み始めたが
本当にこれを読み終えた事があったのか?
と頭を抱えてしまった
記憶力が無くなっているのは年齢的に仕方ないことだが
その現実に直面すると流石にちょっとショックを覚える
そこで自分自身に言い訳を考える
この本は素人が読む本ではなくて専門家用の本なのだ!と
実際のところ引用とか参考文献は読んだことの無いものばかりで
それを知ってる前提で進められる解説は、頭に入らないのは仕方ない
(だから覚えていられない)
何かを理解するには同じテーマの本を3冊読まないとダメだと言われる
わからないことも、数回繰り返して目にするとなんとなくわかってくる
「読書百遍意自ずから通ず」
ってのは本当だな、、と思ったりもする
日帰り旅を予定している11月22日は、太秦の広隆寺の聖徳太子御火焚祭
普段は公開されていない聖徳太子像が、時の天皇の着用した黄櫨染御袍を
着てる姿が見ることが出来る(2019年に訪れた)
広隆寺には有名な弥勒菩薩像があるが、この時は弥勒菩薩より秦河勝の像が
印象に残った
渡来の民を仕切った覇気のようなものがにじみ出てるようで、、
この本を読んでいくと、最後の方では秦氏も少し運がない集団だった
ような面がある印象を持つ
運のない人々、、(大津皇子、村山たか、土方歳三、小栗忠順など)
なぜ自分はそういう人々が気になって仕方ないのだろう
ということで旅までは少し時間があるので、この本を拾い読みして
少しは頭が良くなった実感を味わうことにしよう
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