美味しい料理もいつもだと慣れて飽きてしまう
きっと音楽(音)もそうだろう
久しぶりにアンプの300Bの真空管を変えてみた
これが今までの真空管で、Western Electricの復刻版
変更したのはFull music のこれ
久しぶりに聴くと音の違いが感じられて新鮮な感じだ
以前の記憶ではFull music の音は、ちょいとケバケバしいというか
メリハリがしっかりしすぎていたような気がしたが
今聴いたところではそうでもない気もする
レコードとCDの音はヴォリュームのつまみを回す量が違う
レコードの方は時計で言えば9時を少し過ぎた当たりで十分な音量、厚みを感じることが出来るが
CDの方は痩せた音で、12時位まで回して音量で厚みをごまかす感じ
CDの音は混じりけがないが、楽器の音という感じはしない
以前この真空管を比較するのに聴いたのは、キース・ジャレットのスタンダード(1)にある
ゴッド・プレス・ザ・チャイルドという楽曲で、そのウッドベースの音の違いを気にしながら聴いた
Full music の方は音がくっきりしていて、Western Electricの方はマイルドで、
音楽的な好みとしてはWestern Electricの方が潤いがあって
こちらの方をメインにして聴こうと決めたのだった
(それからずっとそのままでいた)
真空管が酷使されていない分だけFull music の方がパワフルな感じがする
ということで、しばらくの間はこの真空管で新鮮な気持ちで聴いていられるかも
でも人はすぐに慣れたり飽きたりする
またしばらくしたら元に戻すだろう
ところで300Bの真空管の値段をネットで見ると、Western Electricの復刻版などはとても高い
昔はそのうち買えると思っていたが、今は無理だなと思う
買える時に買っておかないと買えないというのは
行ける時に行っとかないと行けない登山のようだ
仕方ないか!
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