季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

大地の息吹

2010-01-12 22:21:55 | 暮らし Daily life
子ども達が学校に行って、深呼吸。何をしようか?
まずベランダの整理。
よくここから始める。たぶん短時間で済むのにやりがいがあって分かりやすいから。
水も満足に遣らず放って置いたプランターにゼラニウムの種がたくさん出来ている。
くるりと広がって白鷺の羽根のよう。

       

集めるとこんなに。

       

NHKで龍馬が始まって世間は一気に高知ブームに。
いつもの産直ショップも今年はにぎわうかな?
ふきのとうを今年初めて見た。
まだ小さくて丸い。
ふきのとう味噌にしよう。
あのお店がある限り、私は土佐の郷と繋がっている。

       

作り方はこの本に載っています。

はじめての手作り食品100 (主婦の友ベストBOOKS)
黒田 民子
主婦の友社

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味噌は白味噌と書いてある。お正月のがまだ残っているので丁度いい。
合わせ味噌もちょっと足そう。

さっと湯がく。透き通ってきた頃を見計らって水に放つ。

       

刻んで火を通した甘味噌に加える。
熱を通し過ぎないように。
清々しい緑を残して出来上がり。

       

ひと口で大地の息吹が体に広がる。
香りの威力。
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つかの間の楽園

2010-01-12 08:26:13 | 暮らし Daily life
甥っ子達が遊びに来てくれた。
ちびっ子達が大好きな息子のために。

赤ん坊はママに抱っこされて御飯を食べている。
お兄ちゃんはいつもここに来たら遊ぶ物が決まっている。
かごに入ったおもちゃセットと紡ぎ車。
かごにはミニカーや小人の積み木の他に、木の切り株の積み木や貝殻、天然石などが入っている。

紡ぎ車を回すのがとても楽しいらしい。
どう覚えたのか、踏み板を踏むんじゃなくて後ろに回って棒を上下に動かして車輪を回す。
どんどん早く回すのが楽しいらしく、キャッキャ言ってる。
回しながらいろんな部分が動く様子を良く見ている。
長い間紡がなくても、この前紡ぎ始めたときにスムーズに回ったのは彼のお陰だったか。

       

そのうち、この紡ぎ車がある小さな木の洞のようなスペースを自分の部屋にしたらしく、おもちゃを持ち込んでちんまりと座って遊んでいる。

子どもが想像力を使って安全な自分の領域で遊んでいる様子はまぶしいほど。
あんまりじっと見たらわれに帰って遊ばなくなるので、ちょっと横目でチラ見する。

もう子どもではない息子もちゃんと彼に付き合って遊んでいる。
大人の世界と子どもの世界、両方に存在可能な彼。
子どもに寄り添いながらもちゃんと大人としての保護を怠る事のない彼。
この人はちびっ子と過ごしている時と自転車に乗っているときと山にいるときは燦然と輝いてるな。稀有な才能だ。
今は興味のない勉強に頑張って取り組んでいる。
見ていると野生の生き物を籠に閉じ込めているように感じる時もある。
それでも自分の将来のためと自分で決めて頑張っているのだから見守るしかない。
早く野に放ってやりたいな。受験が早く終わればいいな。

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