季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

手間がかかって地味なメニュー

2011-09-03 20:46:59 | 食べ物 Eat
それは水餃子です。
この前東京に行った時にご馳走して貰って美味しかったので、いつか作ろうと思っていた。
今日はたっぷり時間があったので作ることにした。
材料費が安い。小麦粉が700gで78円だった。それと豚ひき肉、白菜など。

教わって目から鱗だったのが、「材料は全部一つのまな板の上で重ねて刻む」と言うもの。
薬味から始まってひき肉、むきエビ、調味料もそのままかけて包丁で混ぜる、白菜も上に乗せてそのまま刻んで混ぜていく。それが不思議とうまく行く。
でもこのワイルドなやり方には日本のまな板と包丁は繊細すぎ。中国の分厚い大きいまな板とあのでっかくて四角くて重い包丁が欲しい。こんなこと思っていると本当に買いかねない私。

       

生地は小麦粉と水、ちょっと塩を入れたかな?パン捏ね器で捏ねた。友達の旦那さんはプロはだしの手つきで捏ねていた。あれは出来なさそうなので機械に頼った。

小さく切って丸めて麺棒で伸ばす。やってたら夫が来た、手伝ってくれるらしい。餃子の時はみんな手伝いモード。
包み方を教える。中身がはみ出てお湯の中で分解しそう。でもすぐに覚えてきれいに包めるようになった。
子どもたちも呼んだら来た。彼らは始めからすぐに包み方を覚えてすばらしく芸術的に包んでくれた。器用が遺伝している。この人たちこれを生かした方がいいと思う。今は何にも生かしてない。
夫が皮を伸ばしてくれるらしい、やってみたらうまい。初めてでなんでまん丸に?この人も器用か?
みるみる間に生地が皮になって皮に具が包まれて大きな鍋に沸かした湯で茹でられる。
何十個と言う水餃子が出来た。香酢と醤油、ネギの刻んだのとゴマ油でたれを作って、それをかけてひたすら食べる。
ね、地味でしょ!まっしろのツルツル。一つの味だけの晩御飯。作るのは2時間。

       

2回に分けて茹でてお腹が一杯になるまで食べた。茹で汁はあまり評判が良くなかった。私は好きなんだけどな。

中国ではお正月にみんなで餃子を作って食べるらしい。昔のお金の形をしているので縁起がいいからと聞いた事がある。

今日作ってみてそれの訳がわかった気がする。
もう家のように子どもが大きくなったらみんなで一つの作業を協力してやることは殆どないし、会話もあまりなく気持ちもそれがち。
それが今日餃子を作ってみて、みんながテーブルを囲んで輪になって作ることで、いつもからは考えられないくらいたくさん会話があったし楽しかった。
息子も素直にいろいろ話をしていた。夫もいつもと違う領域で活躍してみんなに認められた。
そしてみんなで作った一つの物をシンプルにお腹が一杯になるまで食べると言うのが満足感になる。こうやって家族がつながっていたら、家族が幸せになるしその結果豊かになるだろう。

生地から作るとモチモチプルプルしてとっても美味しいし、安いし楽しい。
台風も粋な置き土産をしてくれたものだ。
また水餃子みんなで作ろうね!

今日はめっちゃいっぱいアップした。もうしません。お腹が一杯すぎなので寝ます。
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移りゆく

2011-09-03 17:21:31 | 暮らし Daily life
とにかく。台風が長逗留。
そして昨日から夫が3連休、そして車なし。
ずっと家にいて暇です。お蔭で帽子は進んだけど、ずっと編んでるととっても肩がこるので休まないと。
夫は「人生ゲームやろうか?」とか言ってます。どこにあるかもわからないけど、やったら面白いかも。どんだけ暇やねん!お正月かっ!って突っ込みたくなります。

梨木果歩さんの話がコメントで出たので2冊ほど買って読みました。エッセイと小説。大きいのは読んだことがあるけど、小さいのは読んでなかった。実は一番有名な「裏庭」もまだ読んでないです。

驚いたのは彼女が大学時代にシュタイナー教員養成学校に行こうとイギリスで語学学校に行ったと言うくだり。私は行ってないけど行きたかった、すごく。それで日本で出来るだけの勉強をしようと頑張ってました。結局その方面にはいかなかったけど。それもなんだか共通してる。
いろんな国の人たちと交流があるのも。
意識の根底にある流れがつながっているって感じがする。

春になったら苺を摘みに (新潮文庫)
梨木 香歩
新潮社



これ、読んでみたらこの頃縁のある滋賀県の湖西地方の話だった(山科に近そうだけど)。不思議な世界。
隣のおばさんとか出入りの編集者とかみんなあっちの世界に詳しすぎ。

家守綺譚 (新潮文庫)
梨木 香歩
新潮社




夏が終わって夢から覚めて、いろいろな事がポツポツと起こって来ています。
単発の講習会の依頼があったり、ラフィアの他にも新しい手仕事の世界にチャレンジしてみようとコースに申し込んだり(これは小さい子どもの頃からやりたかったことで、楽しみです。)。動き出した。

出来心でメイクも変えてみてる。
眉の形を変える。今まで整え過ぎてた感があるので、ちょっと放置してみようかと。ナチュラルに。そしてその通りにメイクしたらなんだか鏡の中に懐かしい顔が…。
学生時代の顔だ。あの時、バブルの時、みんな眉太かったな。

日ごろの筋トレとサイクリングの成果でなんと学生時代と同じウェストサイズに締まっている。
眉まで戻って、面白い。
年齢は戻ってないです。念のため。

夕食には手間が相当かかって地味って言うメニューを考えてます。できるか?

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あと一歩

2011-09-03 16:59:29 | 手仕事 Handicraft
うっほほ~い!
なんか完成形に近づいてきた!
思ってたよりつばが広くて広がっている。もっと縁が下がってるはずだった。
でも今までの画像とは全然違うでしょ!仕上げの仕方がフェルトの帽子と似ています。帽子の型も持っているので良かった。
後は紐をちゃんと付けたり中にサイズテープを少し付けたり、ちょっとした作業が残っているだけです。とりあえず被れる。うれしい。

そしてすえぞうさんの言った通り、ちょっと重いです。撚りをかけたので詰まっている感じ。
でも丈夫だと思う。出来たころには秋風が…。

       

台風がなかなか通り過ぎないです。風の中買い物に行ってきました。車も修理中だから毎日買い物に行かないと…。
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もう一息!

2011-09-03 10:39:40 | 手仕事 Handicraft
ずいぶんつばも伸びてきて、あと少しで編み終わりです。

       

ひらひらはあとの処理でもっと滑らかになるでしょう。
糸に撚りをかけているので、編み目の間の穴が大きいような気がする。レース状。
本物はもっと詰まっていた気がするなあ。でもしっかりと硬く長年使えそうです。
撚らない方がいいのか?また本物を見てみたいです。
とにかく被れそう。使えたらいいんだ。自分のだから。
編むのにすごい力が要って大変なんだけど少し慣れてきた。
糸作りも慣れてきたから編みやすくなったのかも。
自分で帽子を編めるってことに感激。思ったより頭が疲れなかった。大丈夫だった。
規則性があってそれが楽しい。フィボナッチ数列って言うのか?うまく出来てる。鍵の数字を把握してたらそれから増し目など規則的でわかりやすい。こういうのは好き。美しい数字の世界。

窓を閉めて寝たら静かで良く寝れた。台風がすごかったんだろうけどわからず。外も何も壊れたりしてなさそう。(出てないからわからないけど)
高台にある集合住宅ってこういう時ほとんど心配がない。冠水とか。
小さなきれいな川が近くにある木造の古屋に住みたいと思ってるけど(土間と薪ストーブ希望!)、こんな時は大変だろう。
テレビで見てて思った。外に積んである薪にはブルーシートをかけないと危なさそうだし、畑をしてたら被害がありそうだし、近くの大きな木の枝が折れて屋根に落ちたりしたら大変だ。
現実は甘くはないな。甘い環境に慣れ親しんでいる私はそう思う。でもなかなか夢は捨てきれない。
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