麦藁帽と自転車

自転車で出かけた。少しずつでも走らないと。
麦藁帽子を被りたい。紐も編んで付けたけどちょっと不安。それでハンカチを通してみた。

　　　　　　　

これが良い具合。全然揺らがない。いくら漕いでも大丈夫。日差しは遮られ、風が通る。
自転車に最高の帽子だと思う。（もちろん本当はヘルメット着用推奨です。）
私のような「ゆるバイカー」にはちょうどいいかも。

自作のラフィアの麦藁帽を被って（それも顎にハンカチでガッチリとまってる。）襟付きシャツを着て、サルエルとは名ばかりのしじら織のモンペ（もちろん自作）履いて、ホグロフスのリュックを背負って自転車（クロスバイク）を漕ぐ。そんな私が店のガラスに映ったのを見ると「不思議な格好！」いつもの事だけど。
NHK朝のテレビ小説に出てきそうな昭和初期の風情、またはスタジオジブリの作品でどこの国かいつの時代かわからない設定のに出てそう。
こんなだから「絶対学校に来んといてや！」「来るんやったら普通の格好してきてや！」って息子に言われるんだろう。わかるわかる。
わかるけどやめられないんだな～、これが。自分が「良い！」と思ったものを着るのが好き。

気持ち良く、往復14キロ。今日は風も強くなくてちょうど良かった。いい運動になった。

ラフィアを染める。

未さらしのラフィアを染めてみよう。
まず洗った。流水で少し濯いでしばらくつけておいた。それで脱水した。
干ぴょうみたい。

　　　　　　　

そのままのも干してみる。やっぱり干ぴょうみたい。

　　　　　　　　　　　　　　

薄いグリーンにしたかったので、ダークグリーンを使う。染料はリアック染料。ラフィアは植物性の繊維、セルロースだから染まるはず。

　　　　　　　

ピンぼけですけどこれは、わかめみたい。染まった！
後ろの6月くらいに植えたサラダ菜がまだまだ元気なのにピントが合ってる。

　　　　　　　

前に染めた風呂敷が気に入らない色だった。青でおとなしくさせよう。

　　　　　　　

乾かしたら、ちゃんとラフィアになりました。風呂敷もこれだったら使えそう。買い物に持って行く。緑が少し思ったより濃かった。それから動かさないで染めたら繊維が重なっているところが染まらなかったらしく、少しムラに。今度はちゃんとしばらく動かして染めよう。量が多くなるとこの染め方では難しそう。リアックでももう一つの桶で染めるやり方かスレン染料を使った方がいいかも。

　　　　　　　

リアック染料は田中直染料店で売っているものです。たくさん色があるので、好きな色に染められると思う。