新しい手仕事に挑戦。
これはずっと前、子どもの時からやりたかった事。
昔「はたらくおじさん」と言う子ども番組があって、いろいろな職業の人たちの働く様子を男の子と子犬がレポートすると言うものなんだけど、それが大好きでした。
昔のお仕事は目に見える作るお仕事が多かったので、どんな物がどんな風に出来ていくのか見ているのが楽しかった。今だとパソコンカタカタやってて仕事の中身がわかりにくいって言うのが多そう。
その中でもガラス工場のが好きだった。吹きガラス。コップや花瓶が出来ていく様を見るのが楽しくて「いつか大きくなったらやってみたい!」と思ってワクワクしながら見ていたものです。
その教室があるのは知っていたんだけど、その頃は子どもが小さくて行けなかったので満を持して参加することに。参加するのはそのころ行きたかった吹きガラスではなくてバーナーワークの方。
場所は市のゴミ焼却場にある「くるくるプラザ」と言う施設。そこでは木工教室や古布を使った裁縫リメイク教室、紙漉き・陶芸、などいろいろな教室があります。どれもゴミの再利用を目的として始まった教室ばかり。古い自転車をリメイクして使えるようにする教室もあるらしい。
始めに間違って木工の所に行って話を聞いてみたら、いつでも開いている時間だったら材料を持ち込んでそこにある道具を使って木工をしていいらしい。予約もいらないんだって。すごい!それだったらスピンドルとか作りたいと思ったら作りに来れるなあと、まっすぐに穴をあけることが出来るドリルの機械を見ながら思った。
バーナーワークは昨年オーストリアに行った時に、知り合いに紹介されてケルティックビーズのアーティストと会って作るのを体験したので、それを是非やりたくてこのコースにしました。ビーズを作ったらそれを使ってアクセサリーなど作れそうだし。
なんとその時間は生徒が私一人でした。市の広報で募集してたのでたくさんの人が来てるかと思ったけど、空いていてよかった。
丁寧に説明をしてもらってこれから6回で基本のコースになる。
今日は雫型を作る練習をした。
作業場はこんな感じです。
たくさんのガラスから色を選ぶ。上達したら空き瓶からリサイクルしたガラス棒も使えるらしい。
始めのはこんな感じ。溶かして垂らして雫を作る。金具を付けたらピアスやペンダントに出来るらしい。
少し大きめのを作ったり、色を混ぜたりしました。これは冷やしているところです。
なんだか土に球根を植えているように見えます。貰えるのは来週。
トンボ玉やペンダントトップなどいろいろ作れるようになるそうです。ワクワク!
作業中は熱さやバーナーの勢いに緊張するし、融けていくガラスの扱いに神経を集中させてとってもエネルギーを使った。手のひらにすっごい汗かきました。
それでも作るほどにどんどん面白くなってくる。学生の時にガラス器具の制作実習があって、それでバーナーを使って細工をした時も楽しかったけど、今回は色も付いているので尚更。
これから通うのが楽しみです。くるくるプラザ、これから親しくしていろいろ冒険させてもらおう。モノレールでも行けるけど、自転車ですぐに行けるのが良い。
また一歩広がった、私の世界。