とにかく続けるその力

ハンドワーククラブにて。

朝は始め人が居なくて、ゆっくりと荷物の整理が出来た。大きい袋一つ分減って良かった。この頃運ぶのが大変になって来てたので、良かった。

それでも来はじめたら次々。
あと、「作らないけど一緒にいる」と言う参加の人が結構いる。
それもいい。それがいいんだって。

久しぶりに来た彼。来てないのは元気な証拠なんだけど、それでも会えるとうれしい。
会えると言う事はまたクリニックにお世話になっていると言う事なので、一概に喜べないんだけどそれでも。会えると言う事が単純に。
彼も「何にも作らんでもいいから参加しー！って言われてん。」って言ってた。
ハンドワーククラブの存在意味が変わりつつある。

来ていない彼女にみんなでエールを送る。
「頑張ってるんだよね！大丈夫かな？」って。
働いている彼女の事が心配だけどちょっと羨ましい。
人にとって働いて役に立つってのは根源的な欲求なんだと、ここに居て思う。
回復して働きたい！と言う気持ちはとても大きい。

今年の２月から作り続けているのがこれ。
指編みで作っています。ベスト。もうすぐ形になりそう。

　　　　　　

ひたすらひたすらひたすら指編みをして、それをひたすらひたすらひたすら繋いでいく。
かぎ編み針を初めて持った彼。
これが誰が見てもとっても素敵だ。ちゃんと棒針で編んだように出来ている。
と言うかそれ以上。ランダムに変えた色がとても美しい。すごくかっこいいと思いませんか？

これを編み始めた時は彼の指の調子が悪くて動かなかった時。
リハビリになるかと初めて続けた。
何十メートルもの紐になった時には、みんな笑ってた。「こんなんどうするん？」
それを繋ぎ始めて何か月も経って形になってきたら、その声が絶賛の声に変わった。
今はみんなで出来上がりを楽しみにしています。
もうすぐ。寒くなったら着ようね！