季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

番手計算

2011-09-21 18:43:34 | ウールクラフト WoolCraft
朝から台風まっさかり。
息子も学校が休校に。

私には羊毛と言う見方がいる。いくら時間があっても、水が出て食べ物さえあれば籠れる。
なんだか良い紡ぎ環境を見つけた。テレビを付けてソファに座って紡ぐ。
いつも決まった椅子を使ってたけど高かったみたい。撚りのかかり具合など見るのに見下ろす姿勢を続けてとても肩が凝った。ソファは柔らかすぎかもしれないけど、低めの椅子の方が少し視線を下げただけで見えるから首が楽。
これからも「いかに楽に、体も凝らないで楽しく紡げるか」いろいろ探って行こう。

すごい久しぶりだったし、しばらくナバホスピンドルを使っていたので癖になってるのか、いきなり紡いだ糸の番手を測ってみたら前のと全然違う太い糸になってた。これはいかん。
それで細く紡ごうとしたら今度は若干細すぎ。5.0番手。改めて番手の計算の仕方を考えてみたらこれって1gの羊毛で5mの糸を紡いでるって事なんだ。そりゃ細いわ。ちなみにさっきのは3.8。
4から5くらいが目当て。2本撚りにするときに調整するからバラつきがあってもまあ良い。

       

だんだん加減がわかってきた。目当ての太さはは荒過ぎず、細すぎず、ちょうど気持ち良いくらいの糸だ。羊毛が成りたいと思っている太さと硬さの糸。久しぶりだと慣れるのにしばらくかかる。羊毛と対話しながら感覚を思い出す。


なんか、あんまり紡ぐことに熱中するより、こうやってゆるゆると紡ぐ方が結局はいいんじゃないかと思った。
前は一生懸命のあまり、ペダルを漕ぎ過ぎて手も忙しくてとっても疲れたし、枷から巻き取るときも急いでて疲れた。欲張ってた。今日はどちらもゆっくりと糸の調子を見ながら紡いで、巻き取りもゆっくりペース。こうやって楽しんで糸を慈しんで、そうやってるうちに出来てきたらいいと思う。

番手計算、めんどくさいし嫌だなと思ってたけど、こうやってムラのある進み具合の私には参考になると思う。やってみるもんだ。大事な作品なら尚更。

これが終わってピックランドの羊も紡ぎたい。これよりもっとおおらかに好きに紡ぐ。
それでなんか作りたい。で、着たい。

ニュースを見たら、東海・関東は台風で大変そうだ。直撃。
大阪はもう雨もやんで風もやみました。昼過ぎまでは結構強かったけど。
いろいろあるなあ。当たり前の暮らしのありがたさを改めて感じる。
Comments (2)
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