季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

再会

2012-05-06 22:55:21 | 暮らし Daily life
インドの友達と久しぶりに会った。
家族でのお付き合いなので実家で妹家族も一緒に会う。ちょっとしたお正月気分。

子どもたち、始めはお互いにちょっと人見知りしていたのがしばらくすると打ち解けて慣れたら昨日も遊んでたみたいに仲良くなる。1年以上会ってないのに。
この子たちは本当に赤ちゃんの頃から仲が良かった。甥っ子と可愛い娘さん。
難聴の日本語を話す男の子とテルグ語と英語を話す女の子が肩寄せあってワイワイ本を観て遊んでいる。会話になんの困難も伺えない。これってすごいことだよねえと目の前にして思いながら見る。
会話ってどんな言葉を話すかとかどれくらい聴こえるかとか発音できるかとかじゃないんだ。もっといろんな要素で成り立ってるのが会話なんだと改めて知らされた。
ええもん見せて貰いました。またもや。

この子たちがチビ赤ちゃんの時に出会った私たち。もう5年もなる。
甥っ子を公園に連れて行ったらその子とお母さんが来ていて一緒に遊ばせてた。それでお母さんに「英語話せますか?」って聞いたら「話せます!」って言ってそれからいろいろな話が始まってすぐに「家に来て!」って言われて、会ってまだ10分くらいしか経ってない異国の方のお家に上がり込んでいろいろと深く話を聞いた。あとで何回も「あれっておかしかったよね~。」って話になるけど彼女はあんなことあれ一回きりだって。すぐに初めて会った人を家に入れたり絶対しないって。

その時は旦那さんとインドから日本に来て子どもを産んだんだけど日本語もあまりたくさん話せないし英語がわかる人も周りにいないし、子どもの事や暮らしの事でわからないことばかりだし孤独でストレスが溜まっていたらしい。それで自由に英語で意思疎通が出来る人を見つけて天の助けと思ったって。

それから度々会って遊んだり出かけたりするようになって私もインドの文化と身近になったと言うわけです。
私はそれ以来外国から来たお母さんの相談窓口としての力量を発揮して他にも私を頼りにしてくれる人が出来たりしたんだけど、そんな事できるなんてそれまでちっとも思ってなかった。
英語が話せてそして真面目に正直に子育てをしてきたってそれだけで。
それはたまに仕事のように大変な事もあったけど、一方通行のお世話ではなくて向こうからもたくさんの事を教えて貰ったりして私もグングン栄養を付けて行った。双方向の利益が成り立つ友愛ボランティア。
これ仕事じゃないから余計にいいと思う。出来る時に出来る事を。

彼女はまだしばらく日本にいるのでまた近いうちに遊びに行こうと思う。大切な友達。
どれだけ親しくなれるか、気が合うかってまったく国籍とか関係ないと思う。つくづく。
すばらしい出会いと再会に感謝。
Comments (2)
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