季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

活動の果実

2013-06-28 21:18:12 | ウールクラフト WoolCraft
今日縁があって神戸のたんぽぽに見学に行けました。
ずいぶん前から展示会に何回か行っていて、そのすばらしさの元を観てみたいなと思っていたところ。
ここは神戸で活動している障碍者のための活動施設です。

ここのフェルトの作品展は毎年2回。いつも初日の朝には行列が出来て、開場とともにものすごい勢いで売れて行くと言うすごい団体です。

大きな部屋に大きな机が並ぶ。羊毛が壁の棚にたくさん並んでる。
申し分ない素晴らしい作りです。
こんなに恵まれたところでフェルト作ってる人たちってそんなにいないと思う。すごい。

少しだけ覗かせて貰えるだけかと思ったら、その日の活動が終わるまで見せて貰えました。その上お話も聞けて利用者の方たちとも話せた。

スタッフの方の話が興味深い。いろいろな苦労や幸せなど。

随分観た後にDVDを見せて下さると言う。みんなでアフリカンドラムを叩き、アフリカンダンスを踊る映像。もう見てるだけでこっちまで楽しく踊り出しそうになりました。

そして写真をまとめた冊子も見せて貰った。畑で元気に気持ち良く働く姿。

一番印象に残った言葉は、土を触る事はとても大きい割合を締めていて、この豊かな経験がこの素晴らしいフェルト作品に生きてるんです。って事。

なるほどなあ。豊かな感覚体験、光と土と水の力、美味しい食べ物の力、それが現れてこんなに鮮やかな美しい作品になるのだ。フェルト作品とはたんぽぽでの果実、それは深い根と太い茎、大きな葉っぱがあってこその実りなんだなあと納得した。

いいこと学ばせて貰いました。

たんぽぽ展が7月11日から15日まで、神戸の北野・工房のまち3F講堂にてあります。
私は行けなくて残念だけど、またの機会に見せて貰いに行きたいです。

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スカイプSkype

2013-06-28 08:24:15 | International
昨日パソコンを付けてたらインドの友達からSkypeでチャットが来た。
これは文字で会話を打ち込んでその場で会話すると言うもの。

お互いに家族みんなが仲良しなので「みんなどう?」って始まる。
あっちも今は雨が降って涼しくていいよ~、とか。

「もうすぐスリランカに行くんだ。」って言ったら「楽しみだね!」って。
「あなたの国にもいつか行けたらいいなあ。」 「ほんとに来れたらいいねえ。」
「あなたの住んでるところを観たいし、本物のインドってものを観てみたい。」って書いたら
「私がインドそのものを知らないのに、どうやって見せたらいいのかなあ?」って。
インドの各地を観たことがないって意味だと思う。
「私の町はとっても小さいしそこしか知らないから」って。

そんで「日本だっていろんな地域があるし、それは同じだよ。」って言ったら「そうやね。」って。

そこでスリランカの友達からSkypeで「話したい」って来たので少し中断。
彼女にあとで「さっきは急にチャットできなくなってゴメンね。私が一つ言いたかったことは、『どんな細部にも全体が宿っている』と思うので、あなたの街でインドを感じれると思う。それにインドを全部観て回るのは不可能と思うよ(笑)」と書いた。

「細部に全体が宿る」それは仏教の曼荼羅にも見て取れるし。科学的に考えても細胞レベルでもそう。iPS細胞がそれ。分化した一つの細胞の中にも体全体の情報が入ってるってのが大前提。
原子の構造と惑星の構造も相似してるし(まあ細かくはそうじゃないけど)私はそう思っています。


スリランカの友達とは画像は今回はなかったけど、声で話せます。スピーカーとマイクがパソコンに取り付けられているので普通にそこにいるみたいに。

もうすぐ行くのでそのことの相談など。どこに行きたい?とかじゃあどんなもの持って行ったらいい?とか。いつも彼は「何にも持って来なくていい」って言う。親切。
安く回れるように過ごせるようにも考えてくれている。
今回は少しは観光もしようと思っていてサファリや仏教の遺跡、ビーチにも行こうかと計画しています。

サファリは作ったのじゃなくて本当のまんまの姿で野生生物がいるって。特にいるものはなくてカメラだけ持って行ったらいいって言われた。

仏教は北インドから直接スリランカに伝わって来ているので、とても古い遺跡があります。ここで主な宗教は仏教。インドから直なのであがめるのは仏陀だけです。街のそこここに白い仏陀の像が観られる。それを拝む人たち。
日本のはインドから中国を渡ってその間にいろいろな土着の宗教が合わさって、日本の宗教とも合わさっているのでたくさんの仏像がありますね。

ビーチは日本ではあまり知られてないかもしれないけど、ヨーロッパの人たちはたくさん来ていてサーファーのメッカでもあるそうです。ここもとくに準備は要らなくて、帽子と水着だけあったら大丈夫だって。

あと、アーユルヴェーダの事がガイドブックに書いてあるので「興味がある、良かったらやってみたい」って言った。旅行者用にはホテルであるらしい。それの話をしていたんだけど、良く聞いたら「お母さんが良く行ってるところが近くにあるよ、僕も帰ってきて体調がすぐれなくてやって貰った。」って言ってたのでそこに行こうかと言う話に。

いろいろ面白そうだ。一番の楽しみは料理だと言ってあっちで日本料理を作ろうかと言う相談もする。
日本のもので何か欲しいものないか?って聞いても何もないとずっと言ってたけど奥さんが横から「日本料理のレシピ本があったら欲しい」って言ってたのでそろえる事にする。

エナの所のバティック工房の人たちにまた会うのも楽しみだし、その準備もしなくちゃ。

心はもうスリランカにちょっと繋がっています。

Skypeそんなわけでこんな風に便利で素晴らしい。それがタダで出来る。すごいと思います。

前にインドの友達に「旦那さんもう帰ってきた?」って聞いて「ああ、もう帰って来たって」なんて話をしてたんだけど、私が日本で彼女はインド、そして旦那さんは大阪って言う、良く考えたら不思議な距離感だった。

インターネットで世界は近くなりました。すごい世の中に生きています、私たち。
Skypeすごいな、存在に感謝!
Comments (3)
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