季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

みお と よし

2015-01-08 22:38:40 | 食べ物 Eat
お正月暇があったので前に実家から借りて来てた本を読みだした。
みおつくし料理帖
それが面白くて止まらない。どんな少しの時間でも取り出して読んでいる。今5巻。

小夜しぐれ (みをつくし料理帖)
高田 郁
角川春樹事務所


去年の後半はヒツジパレットの事と工房の事などで忙しかったのもあるけど、元々時代小説は読まないのでなかなか手に取らなかった。
読み始めたら面白いから読んでいるんだけど、困ったのは漢字が多くて難しい事。
始めは主人公の名前「澪」と御寮さんの名前「芳」も読めなかった。この本もとっくの昔に読み終わって、歴史小説をよく読んでいる夫に聞いた。
英語の小説を何年も集中していつも読むようにしていたけれど、こんなに日本の本が読めなくなっているとは。
でも漢字、難しいと思う。俯く、縋る、床几とか読めます?他にもいっぱいわからない漢字が出てくる。
英語だったらとりあえず音はわかるけど、漢字ってまったくわからないから読み進みにくい。
それと漢和辞典って長い間引いてないから引きにくい。日本語って難しい!

出てくる料理がおいしそうで、ダシも丁寧に取ろうと言う気になる。
今日は時間があったので、この前滋賀県で買った煮干しの頭とはらわたを取って冷凍にする作業をしたり、鰹節を削ったり。
昆布は「ごちそうさん」でやってたみたいに始めに少しのお酒に漬けておくと良く味が出る。
昨日の雪見鍋もそうやってダシを取ったら、昆布だけだったのにとっても美味しいダシになった。

       

削りたての鰹節をちょっとつまみ食いしてほぉ~っとなる。薫りが豊か。
これを炊き立てのご飯に乗せて、ちょっと醤油をかけて食べると、すごく美味しい。日本人だったらみんな好きと思う。
食べながらこの燻した香りが好きなんだよなあと思う。
そしてふと。
マッサンと言う番組で日本人がウィスキーの燻した匂いが嫌いだと言う話が出て来るけど、そんなに縁遠くもないよなあと。
鰹節、ほかならぬ燻した匂いです。鰹のタタキも藁で燻すから美味しい。燻した匂いは好きな匂いなんじゃないかなあと。
私はソーセージもハムもベーコンもしっかり燻してるのが好きだし。

ま、ウィスキー飲んだこと殆どないけど。 煙臭いのかな?

工房に良く行くようになってうちに居る時間が少なくなった分、前のようにやたら時間のかかる料理をひたすら作ると言う事が少なくなってきた。あんなに時間は使えなくても普段の食事はきちんとできるように時間管理をして買い物と調理ができるようにしていきたいなあと思う。
食べるもので人は出来てるから。

本はまだまだ続くので楽しみに読もうと思う。
そしていつも本を持ち歩いているとカバンの中でひしゃげてしまうのが嫌なのに気付いた。
良くハンドワークで患者さん達がブックカバーを作りたいと言うけれど、その気持ちがわかった。
こんどしっかりとした使いやすいブックカバーを作ってみようと計画中。
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