季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

犬の毛並みのやわらかさ

2015-01-28 21:10:40 | 工房working place
今日も工房に向かう。
注文があったコサージュの発送。
妹がケースを買って来てくれた。手芸材料専門店にあったらしい。
薄い紙で丁寧に包んできれいに梱包している。彼女はそう言う仕事をしたことがあるのでとても上手です。
さすが。
値段の事も包み方の事も、他にもいろいろ彼女が居ないと何も進まなかったと思う。
彼女が今までやってきた仕事のどれもが今の私たちにとって不可欠な要素をもたらしてくれた。
私はそう言う事はてんでわからないので本当に助かる。

うまい具合に子どもの送り迎えで定期があって、時間があって寄れる。
場所もちょうど良いところにあるので。

この場所を使える事からして凄いと思っているけど、そこにこんな風に偶然に偶然が重なって素晴らしい人材が集まっている事そのものもものすごい事だといつも思っています。
こんなに偶然が重なりすぎてると偶然とはまったく思えない。

与えられた環境と仲間を大切に精進しようと本当に心から思う。
ここで生み出されるものが世間に出て行く事もそれも大事な流れだと思うから、それをちゃんとして行きたい。

こんなに「ここでやれ!」と言われて本気にならないわけには行かない。
まあそれでもあせらずゆっくりと。

コサージュがまた一つ出来て、それでも売れたのもあるのでまた欲しい色が出てくる。

私は注文の犬を作る。
昨日作った羊毛の土台の上に本物の犬の毛を乗せて行く。ニードルで刺して行くといい具合に一体化して行く。
付け方も工夫してうまく行くようになった。
やってみてわかったのは、やっぱり羊の毛と犬の毛は違うなあと言う事。
犬の毛を乗せた所はやっぱりちゃんと犬らしくなってくる。驚くほど。
丁寧に少しずつ乗せて行って、写真を観ながらそのワンちゃんに似るように形を整えて行く。

この犬はホワイトシェパードと言う種類です。私の友達も飼ってるけど、とても大きくて美しくて賢い。この子の名前はムース。
その魅力が出るように、出来たらムースに見えるように一生懸命刺して行きます。

そうやって作ってたらなんともこの犬が好きになって来た。素敵だなあ素敵だなあと思いながら作っています。
毛並みが揃ったらその手触りがなんとも言えず滑らかで気持ち良い。
これは素晴らしいものだなあと。可愛くて仕方ありません。

それでも朝から夕方近くまでずっとこの作業をしたので続きは今度に。あまり続けるときれいに出来なくなってくるので。疲れすぎる前にやめるようにしています。
身体の大体は出来て、これから細かいところに入ります。顔が一番難しい。あのやさしそうな賢そうなムースになるように。祈るような気持ち。

       

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