季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

小枝拾い

2015-01-14 20:53:01 | 手仕事 Handicraft
今日はどうしても行かなくちゃ!散歩。枝を拾わないといけない。

近所の公園をぐるりと一回りしたら、こんなに拾えました。

       

小さいのも大きいのもたくさんあった。
角の大きな鹿みたいになりながらうちに帰る。

これを明日と来週の子どもを持つ親のための手仕事に使います。
子どもが小さい時はこんなことなんてことなかったのに、子どもが大きくなった今、なかなか機会がありません。

子どもを産んで育てると言う事は自分ももう一度生まれて育つ事だと思う。
産んで授乳することで自分は動物だなあと思い。
子どもが寝転がった状態からだんだん起きて歩くにつれて、親も地面に近い視線から徐々に重力に逆らった方向へと意識が向く。
忘れてた底辺や土台からやり直す。

子どもと散歩するとどうしても石ころや木の実や枝、水たまりや土や砂と触れ合う機会が増える。子どもが大好きだから。
植物や小動物との出会いも増える。
そうやってもう一度世の中と出会い直す。

この小枝拾いでもそう。しっかり下を見ながら歩いて、落ちている枝を観て良さそうなのを手に取る。
そして良く観る。形や樹皮の色、つや。そして少し力を入れて曲げてみる。
しなやかに弾力があるものは生きている。ポキっと折れるのは死んでいる枝だ。
落ちている枯れ枝にも生きているのと死んでいるのがあるのがわかる。
そうやって自然の仕組みや姿をしっかり感じる事が出来る。
子どもたちってものすごいチャンスを与えてくれてるなあと思う。

自然が作ったものの美しさ素晴らしさをこんな小さな枝一つからも学べます。

これを使ってモビールを作る予定です。明日のひらり助産院での「はぐくむ手」をお楽しみに!
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