季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

アジアンパンツに注目

2015-02-09 22:22:09 | ハンドワーククラブ HandworkClub
きのうの今日でハンドワーククラブ。まだみんな足とか腰とか痛いって言ってる。かなり歩いたので。
クリニックの遠足よりはるかにきつかったと思う。
それでも楽しかったと今日はその話で持ちきり。いろんな作品の感想や、自分たちの作品が展示されていた事の嬉しさなど。
他の患者さんたちにもそれが伝わって嬉しい空気が広がる。

その熱に乗って作品作りも進む。
手提げかばんが縫いあがった。このデザインは軽く良く入り、とても使いやすいです。手縫いで作るのに便利に出来ている。
私も良く使っています。柄も可愛い。

       

大人かわいいチュニックの袖を縫っています。少しギャザーを入れて可愛く。

       

昨日、欲しかったけど買えなかった買わなかったモンゴルの座布団を作るんだと言ってたくさんの羊毛を使って作っています。
フェルトになったら刺繍をするんだって。

       

そして今日の一番の注目。タイパンツが縫いあがりました。これが格好いい!最高に。

       

元々自分で持っていたものから型紙を起こして、寄付されたインドネシアのテーブルクロスを使って、ド派手なパンツが出来た。
腰をひもで結んであるのでサイズの調整も簡単で着やすく、暑い夏には最適なパンツです。
彼が着たらかなりの迫力。そしてそれを見た何人もが「自分も着てみたい!」とチャレンジする。
そうすると着た人それぞれの雰囲気に合わせて柄まで違って見える。
やさしい彼が着ると柔らかい雰囲気に。可愛い彼女が着ると愛らしい感じに。不思議だなあと。

作った彼はこれを着てクリニックの部屋を練り歩く。こんなに素敵なのが出来て、着心地が抜群に良いんや!と言って周る。そうすると何人もの人たちがこれを作ってみたいと集まってきた。
布さえあればこれは縫うのは難しくない。誰でも縫えますよ!とみんなに言う。サイズも殆ど関係ないし、誰が来てもそれなりの格好よさ。
一年で一番寒いこの時期に。こんな暑い季節のパンツの人気が出るってのが面白いなあと。

みんなが手縫いで服を作りたいと言ってきたときに、私はこういうスタイルのパンツだったら出来るよ!って言ったのに、みんなはそんなモンペみたいなの要らないって言って。それでチノパンとかそう言う形のを作って来た。
それが彼の行動でみんながそのアジアンパンツの良さを実感出来たらしく、これからアジアンパンツの人気が上がりそう。

みんなでそれを想像して楽しくなる。クリニックのみんながそれぞれにゆるい快適な格好をしたら面白いなあ。
私たちがファッションの発信基地になったら楽しいんじゃないかって言ってみる。
着てるものは生き方を現す。そう思うとオリジナルな自分で快適だと格好いいと思えるものを着るのは自分の人生を生きる事だとも思える。
さあ面白くなってきた。

みんなが思うスタイル。私が知ってるスタイル。それぞれの間を振り子のように探って、今の私たちに合うスタイルを見つけ出そう。
ちょうど良い頃合いのピッタリさ、ゆるさ、気楽さ、きちんと感。布に線を描いて切り出そう。
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