季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

お灸女子

2015-02-27 20:27:18 | 心と体 Mind&Body
女性のためのお灸教室を工房でしようと思い立ち、実現しました。
私が長年お世話になっている鍼灸の先生が教えてくれます。
彼女に一回習って、それがとても楽しく役に立っているのでもっとたくさんの人に知って欲しいなと思って。
工房もそうやって何人かでお灸をするのにちょうど良い環境です。

いつもの工房が、ちょっとしたしつらえで良い感じのお灸の空間になりました。

       

一人の受講セットです。アロマのお灸と火を使わないお灸。ロウソクと燃えカス入れ。そして参考資料。
この資料のキャラクターが可愛い。

       

なんと「もぐさとは?」と言うお話からもぐさ作りを実際に体験します。
一番下のものが摘んで干したヨモギ。その葉を取って炒った物が中右。香ばしいヨモギの薫りがします。
処理して中の左そして生成して上のモグサになるそうです。

       

炒ったヨモギをすり鉢で擂って行きます。参加者で順番にくるくると。

       

そうするとヨモギから茎や葉の繊維が砕かれて落ちて行き、モグサの所が綿のようになって残ります。しっかり擂ったので良いモグサが出来たと先生に褒めて貰った。
今日はこれを使ったお灸もするようです。ワクワク!

       

まず立って体を動かして自分の身体の癖を感じる。いろんな動作をする時に右と左のどちらが辛いかなど。
それから、資料を観ながらツボの話。そしてツボの探し方を習う。見て触って印を付ける。そうして跡のつかないソフトなお灸をします。
アロマのと聞いた通り、ブーケやミント、緑茶など良い香りがします。これだけでも癒されるなあ。

お灸がすごいなと思うのは、こんなに小さくて簡単なのに効き目がしっかりあると言う事。自分でしているのに体が温まって緩んでくるのがわかります。一か所に2回だけでしっかりと効いてほんのりしてきます。
おなかに効く所にしたら、お腹がぐるぐると動きだしたり。ほんとうに不思議。

それぞれの気になる症状を言って、その症状に合うツボも教えてもらう。そしてそこにお灸をします。
ほんのり眠たくなるくらい。良い気持ち。

そして最後にさっき自分たちで作ったモグサを使います。
みんなで並んで寝ころぶ。そしておへそを出します(笑)
和紙にまず塩を乗せて、その上にモグサを乗せて。それをおへその上に乗せて火をつける。塩灸と言うそうです。
そうやってみんなで不思議な格好をしている事が楽しくてくつくつ笑いそうになる。でも笑ったらお灸が動くので我慢です。
みんなでへその上にお灸を乗せている写真を先生に取って貰ったら本当に爆笑ものだった。我慢するのがたいへん!

なかなか温かいのがわからなかったけど、最後にピリッと来ました。そしたら外します。温まった~!

そうやって2時間のお灸教室が終わった。
みんなでこうやってツボを探してお灸をするのがなんとも楽しい。あったまる和む。
良いなあ。またやろうと言う事に。今度は美味しい韓国のお茶を飲んだりしてお灸サロンをしようと。
楽しそう!

お昼を食べて、午後は私が1時間かけて全身の鍼灸治療をして貰った。肩こりや関節の痛みなどの他、内蔵の調子や免疫を整えることまで、しっかりと診て貰った。ほかほかと軽々となる体。
私がやってみて工房でも鍼灸の治療がして貰えると思った。寝るところはもう少し改良の余地はあるけど。まあ大丈夫。

安全だけど火も使うし煙も出るし匂いも出るので、鍼灸は場所を選ぶと思います。工房は大丈夫で良かった。
またお灸教室します。興味のある方は是非ご参加ください。

せっかくの良い場所だから工房をいろいろ使って行きたいです。これからこれから。



家主のファーマーが野菜を徳島から持って来てくれた。
晩御飯はボルシチ。今回のニンジン、なんか黄色いな。いつも不思議な種類の野菜を育ててるのでそれが楽しい。赤いカブは葉っぱも美味しいからそのままサラダに。
今日はお灸とボルシチで体の中からホカホカ、巡りがよくなった。春を迎える不順な時期だから、自分のお手入れ大切にしよう。

       


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