季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

羊毛に触りたい

2011-09-20 17:26:22 | ウールクラフト WoolCraft
台風が来てるらしい。雨です。そして涼しい。
そうなると現金なもので羊毛に触りたくなる。自分でもわかりやすくてびっくりするほど。

2年越しのきれいなグレーのコリデールを紡ぎ始めました。
適度に脂が残っています。「これこれ」なんて思いながら紡ぐ。
娘にって思って受験の時に始めた仕事。あの人が寒い下宿で凍えないようにと思ってたけど、家から通う事になったので。
それでもこれを続けて仕上げたい。
こんなことを言っているうちに来年には就職の事も考えるようになるのだろうか?
尚更だな、進めて行こう。

オーストリアでは大学生になっても家にいるのは「Hotel Mama」が便利だから、だって。
うまいこと言うな。あっちでも経済難で下宿をする人が減っているらしい。一人暮らしは何かと物入り。ホテルママにならないように、なるべく世話を焼かないようにしようと思う。今までもだけど、尚更。だってもうすぐ成人式。

この前成人式の話をしてたら息子がふと、「それって俺もあと3年で成人って事?」って。
そうだよ、その通りだよ。
なんか気付いたらしい、やたら慌てふためいてた。
それでも「時々めっちゃ焦るねんけど、長く続かへんねん。」
「どんくらい続くん?」
「うーん、30分くらいかな?」って話だったので、今度はどうかな?
今のままだとRPGで「薄い木綿の服一枚で木の棒だけ持って財布には始めに貰った2ペンスだけで荒野に出なければならない」って感じになるはず。何の装備も得意技もなく。どうする?
母さんは心配だよ。
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KOBEとんぼ玉ミュージアム

2011-09-19 16:52:23 | 手仕事 Handicraft
神戸に行く用事があったので、これ幸いと今興味のあるとんぼ玉を観に行く。
KOBEとんぼ玉ミュージアム

緑の窓枠の素敵なビルの2階にありました。このビル、ウィーンにありそう。モダンなデザイン。

           

ビルの中の一部がミュージアムになっています。

       

小さいけれど、内容は盛りだくさん。入館料は400円。
丁寧に説明があって、展示室内に入ります。
とんぼ玉の歴史から海外の作家の作品、日本の作家の作品が目白押し。
この博物館は震災後10年を記念して世界中から集まったとんぼ玉を集めて出来たらしい。

いわゆるビーズ以外のガラス細工もたくさん。
動物を作っているのが圧巻。美しい!
ガラスと一口に言ってもこんなに多様な形や質感や模様が作れることに感動した。

しかし日本人って器用。信じられないほど。こんなに小さな玉の中に小宇宙が展開されていたりする。ため息が出る。

展示室を出たら体験スペース。いつでも申し込み無くとんぼ玉制作をすることができる。バーナーや他の道具も売っているらしい。
とんぼ玉をアクセサリーにするパーツも充実している。
それより何より書籍。日本のも海外のも貴重な本が一杯置いてあった。
ここが出している専門誌も興味深い。
この本を読みに来るだけでも時間のある平日に一回か何回か来ないとなあ。
「読みに来て良い」って言ってたし。

教室の先生も「見るだけで、到達するには程遠いほどの作品ばっかり並んでる」って言ってた通り自分の事になるとそこまで行くと言う意識はまったくないけど、作るとは別の次元で見て良かった。感化された。

今神戸では「神戸アートウォーク」と言うのをしていて、いろいろなアートなイベントが目白押しらしい。
それでもいくつか参加したいのを見つけた。11月にはBead Art Showと言うイベントも三宮であるらしい。
10月の9・10日にはメリケンパークでいインドのイベントもあるし。
行きたいところが盛りだくさん。考えないと…。神戸は魅力的な街。何度行ってもいつ行っても良い。
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くるくるポンッ!

2011-09-19 16:50:10 | 季節 Season
また台風が来ると言う。
その前にもうゴーヤを片付けてしまおう。
夏中いろいろお世話なったけど、もうこの頃は何をしても元気がなく黄色く寂しくなるばかり。
秋の虫が鳴いたら片づけ時だ。

虫が付いているところがあるので、ゴム手袋をして園芸用の鋏を持って「いざ出陣!」。
まずプランターから出てる茎をバッサリと切る。「ゴメン!そして夏中ありがとう!」
柵に絡まっている蔓も切って行く。そしてネットの四隅を外して上からペロッと取り外していく。

       

これがいつも思うけど簡単で楽しい作業。わっさわっさと外して行って切れてない茎を切って端からくるくる巻いて行く。今度は上からくるくる巻いていく。
こんなに小さくなった。

       

ゴミ袋に入れて、ゴミの日だったから出した。
朝顔と瓢箪のネットも同じように片付けた。朝顔の方は種を採った。来年も植えよう。
瓢箪はもういいな。成らないと興味が沸かない。

ベランダがさあっと明るくなった。これから洗濯も布団も干し放題。お日さまの光が弱くなってきたらその方が良い。うまく出来ている。ゴーヤも、また来年!ちゃんと種採ってあるから。
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白玉金時、練乳・黒蜜掛け大盛りで!

2011-09-18 16:25:38 | 食べ物 Eat
おやつ。なんかお腹すいたー! 暑いし、冷たくてしっかりとしてるもの食べたい。
いろいろ考えて、キッチンストッカーの探索にも乗り出して、様々な材料をゲット!

白玉粉を練って茹でて水に取る。氷で少し冷やす。
黒砂糖に水を少し加えて熱する。黒蜜を作成。
あずき缶を開ける。練乳もスタンバイOK!

作ってあった氷をかき氷器に入れて息子がシャリシャリと削る。
そこに間髪を入れずそれぞれの具材を乗せて、間髪を入れずに食べる!

       

これ、結構量がありました。普通にお店で食べるのと同じくらい。
黒蜜とあづきと練乳のハーモニーが…。たまらん。

あー、お腹いっぱいになった。涼しくなった。
やってみるもんだ。そしてこれらの材料があったことに感謝。
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ランプワークとも言うらしい。

2011-09-18 15:01:03 | 手仕事 Handicraft
バーナーワーク二日目。
今日のお題はこの二つ。葉っぱと中に気泡の入った雫。
どうやって作るんだろう?ワクワクする。

       

この前よりは少し力を抜いて出来た気がする。
気付いたら息してないですからね、集中しすぎて。今回は息をちゃんとする事、体を硬く強張らせない事に気を付ける事が出来たと思う。

炎の中でガラスを溶かして丸い玉にする作業を何度もするんだけど、その度に「無」の精神状態になる。
熱く融けたガラスって神経を集中して扱わないとすぐに乱れた形になる。
あわてず騒がず、いつも静かな気持ちで見て手を動かしてバランスよく形を整えて行く。
それが大変だけど気分が良い。自分の状態がすぐに形に現れるので、すごい瞑想になっていると思う。
トロトロの熱いガラスの玉に魅せられて、つい次に何をするか忘れがち。すぐに思い立って次への用意をする。

葉っぱはこんなのが出来ました。うーん、先生のと比べるとぽってりとしている。しゃっきりした繊細なのは出来なかった。

       

気泡が入っている雫は冷却中。前回のを貰いました。

       

金具を買ってきたのでボンドで付けます。転がらないようにスポンジに立てて接着させる。
それがお雛様みたいでかわいい。

       

今日は天気も良かったので調子のよくなった自転車で行った。自転車専用道があるので走りやすい。
あ~、今日も面白かった!!次はとんぼ玉だって、待ち遠しい。
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小さなラフィア作品出来た!

2011-09-18 08:14:24 | 手仕事 Handicraft
電子辞書のケースが出来ました。
糸もちょうど足りた。少し残ったくらい。
短い取っ手を端っこに付けることで、持ちやすく中の電子機器が飛び出しにくい。
取り出すのにも不便がない。これはハンドワークのメンバーと一緒に考えました。
私が良く使う手法。

       

新しく染めて編んだ分は文句がないです。編みやすかったしきれいだし、しなやかで丈夫。
この素材がとても魅力的だとどんどんわかってきます。
羊毛だけでは一年暮らせない、トロピカルアイランド日本。
ラフィアは強い味方になると思います。
これから楽しみ!
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甥っ子と新幹線を観に行ってきました

2011-09-17 18:22:30 | 暮らし Daily life
甥っ子小との約束。「新幹線を観に行く」。
朝起きたら雨も降ってなかったので行くことにした。

乗り物好きな男の子って本当に乗り物そのものが好き。私にとっては移動手段でしかない乗り物、なるべく短く乗りたい乗り物、気にも留めないその外観、存在感、が彼にとっては特別に魅力的なのだ。
始めのバスから楽しみ、来たら喜んでいる。妹はこのバスに乗りたい気持ちを満たすためだけに駅までバスで行って一駅電車に乗ってバスで帰ってくる、と言う事をしていた。
とにかく乗った乗り物と見た乗り物は全部写真を撮る。

地下鉄もうれしい。乗ったら窓から外を見て線路や脇を走る車にも驚嘆している。
「動いてる動いてる!!」って。いつもDVDだから、本物が動いてるのが感動的らしい。

新大阪に着いた。目印を見つけて近づいてきたのがわかるらしく速足。
2種類見つけた。昔の新幹線と新しいの。

       

私にとっては新幹線はこれ。

       

入場券を買う。大人一人120円。これで新幹線も在来線も両方観れる。子どもはタダだから安いよ!どんな遊園地より。そして全部本物。

当たり前だけど、新幹線のホームに居たら次々とひっきりなしに新幹線がやってくる。
のぞみ、ひかり、こだま。九州に行くさくら・みずほも来た。薄い水色。
やっぱり風格がある。かっこいい。日本を代表する乗り物だけあるなあ。

       

ジュースとおかきを食べながら新幹線を眺める。
風があってまあまあ涼しい。
ひとしきり見たら在来線の方に移動。

特急が来るところに行く。階段を下りてたらトワイライトエキスプレスが出発するところだった。ちらっとしか見れなかった。残念!甥っ子小が一番好きなのに!乗りたいらしい。

くろしお。白浜に行く列車。車体にパンダが描いてあった。

       

整備の人たち、列車が発車するときに手を振ってお辞儀をしていた。すがすがしい。日本の作法。
いいなあ。

       

「向こうに白い電車来たで!何やろなー。」と言うと「あれ、サンダーバードやん。」と甥っ子。
良く知ってるなあ。見たらそうだった。すごいな。2歳で。こんなに小さいのに。

       

さすがに3連休の初日で人が多かった。考えてなかった。
ひとしきり電車を観たのでお昼を食べて帰った。また帰りの地下鉄でもバスでも喜んでいる。
結局、新幹線でもバスでも在来線の普通列車でも、彼にとっては同じくらい素敵らしい。
却って新幹線のホームだと全部似てるけど、在来線のだといろいろ来るのでそれも面白いらしい。
それを見てるのが面白かった。少年、欲がないな。

帰って小さい方はお昼寝。甥っ子中と一緒に「ウルトラマンゼロ」の映画を観ながら私はうつらうつらしてた。(あれ、何回も見てるけど全部ちゃんと観たことない。ちゃんと観たら面白そうなのに。)甥っ子が何か描いてるなと思ってたら、起きたら出来ていた。DSライト、ってライト過ぎだけど。ちゃんとウルトラマンのゲームが入ってる。すごいな。それも何台も。

       

今度はこの子と釣りに行きたい。夏に行った海や琵琶湖がすごく面白かったらしい。
釣れたらいいなあ。あれはハズレの時が結構ある。
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柔らかい糸

2011-09-17 08:34:47 | 手仕事 Handicraft
染めたラフィアが乾いた。クルクルまとめる。柔らかくて丸くてかわいい。
色も少し明るくしたのでいい感じ。取り入れる時思ったけど、青シソと同じ色だった。好きだ。
染まり具合も申し分ないです。リアック染料で染まります。大丈夫。

       

さっそくあの小さな作品の続きを編む。柔らかくて編みやすい。糸が透き通っていて光を編む感じが手紡ぎの毛糸に似ている。ちょうど入るものを見つけた。電子辞書。フェルトのは友達の娘さんが作ってくれて、ラフィアのもあっても良いと思う。適度な硬さと丈夫さ、使いやすさ。
玉は新聞で包んでおかないとバラバラになってしまう。この包んだ姿がまたかわいい。

       

見たら編みたくなる、一目、また一目、一段、また一段と。
小さな作品なので上の段に上がるのがすぐ。教えてもらった上がり方が上の緑の方です。全然見た目が違う。それでもやっぱり継ぎ目が浮き上がっているのは、これでいいのかしら?

       

撚らなくてもきれいな編地になります。大丈夫。それでも糸にするときはナバホスピンドルを使いました。撚り加減を調整しやすいのも利点。だんだんわかってきた。もうちょっと研究を続けたい。いろいろ課題が頭に浮かぶ。
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スジコン

2011-09-16 20:45:54 | 食べ物 Eat
スーパーで見つけた。牛スジ。安い、そして美味しそう。コンニャクも買って家に帰る。
スジコンを作る。
この作り方はクリニックの患者さんに教えてもらった。神戸の庶民食。
姉御肌の彼女。若々しく美しく元気だった。それでもある時から急に調子が悪くなって半年くらいで10年分くらい年を取ったようになって、またもっとって感じで、ある日聞いたら亡くなったとの事。残念で寂しい。それでも彼女の教えてくれたスジコンは健在。私は作り続ける、そして作って食べるたびに彼女の事を思い出す。こうやって人は亡くなった後も生き続ける事って出来ると思う。

作り方は簡単。

・牛スジ500gは茹でこぼして良く洗う。小さく切る。1.5cm角くらいか。
・コンニャク2枚は小さくちぎる(おちょこなどで押し切るようにする。スジと同じくらいの大きさに),塩で揉んで水洗い
・これらを鍋に入れて(私はフライパンで作ります。)水をひたひたに入れて30分煮る。(柔らかくなるまで)

       

・しょうゆを加える。ちょっと辛めの味付け。

       

 10~15分煮る。最後はかき混ぜながら水分を飛ばす。

       

出来上がり。

実際はもうちょっと時間がかかっています。あと、コンニャクは大きめだった。
気長にそばについて作る。きっと寒い時に薪ストーブの上に乗せてコトコト炊いたらいい具合だと思う。

茹でる時にお酒を入れてもいいです。

これをそのまま食べても良いし、ネギと七味をかけたり、それをご飯にのっけたりして食べる。
常備菜。あると安心。コラーゲンたっぷり。タンパク質と繊維も。
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ラフィア研究会

2011-09-16 12:46:26 | 手仕事 Handicraft
ラフィアの処理について研究会。編み物が得意な彼女と。
裂き方とか繋ぎ方とかちょっと紹介して、編み方についてわからないところを教えてもらった。
段の上がり方がいまいちわかってなかったので、聞いて良かった。やっぱり間違ってました。でも帽子は出来たから良しと。今度は継ぎ目が目立たないように編みあがって行けます。

一緒にもう一回染めてみた。今度は糸を作ってから、この前より明るくしたかったので色を混ぜて薄めてやってみた。そして洗液をかけてからしばらく良く揉んだ。

この前よりうまく染まったみたい。

       

この前のはワカメだったけど、アオサくらいの明るい色になったと思う。
乾くのが楽しみ。乾いたらあの小さい作品を続けよう。
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